ルーカス・ヘッジズが恋人と語り合う 『WAVES/ウェイブス』新スチール公開

『WAVES』L・ヘッジズ新スチール

 4月10日公開の映画『WAVES/ウェイブス』より、新たな場面写真が公開された。

 『ムーンライト』『レディ・バード』『ヘレディタリー/継承』などの話題作を発表してきた映画制作会社A24が放つ本作は、『イット・カムズ・アット・ナイト』のトレイ・エドワード・シュルツ監督最新作となる、傷ついた若者たちが、再び愛を信じて生きる希望の物語。時代や国境を越えて誰もが体験する青春の挫折、自分を成長させる恋愛、親子問題、家族の絆といった普遍的なテーマを、少ないセリフながら繊細に、現代的な手法で描写する。

 なお本作は、シュルツ監督が事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作。フランク・オーシャンをはじめ、ケンドリック・ラマー、アニマル・コレクティヴ、カニエ・ウェスト、レディオヘッドら時代を映す楽曲31曲が、登場人物の感情とリンクするように使用されている。

 公開された新たな場面写真では、ルーカス・ヘッジズ演じるルークとテイラー・ラッセル演じるエミリー演じるルークの恋人・エミリーが向き合う姿や、2人でイヤホンを分け合う様子が切り取られている。

 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた経験を持つヘッジズ。シュルツ監督は、「『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が大好きで、特にルーカスのファンだったんだ」と語り、また、初めてルーカスに会った時のことを「彼も僕の作品を観てくれていて、彼から連絡してきてくれたのさ。会った瞬間に意気投合した。うまく説明はできないけど、どこか深いところで繋がっている気がしたんだ。バーガーを食べながら楽しく話したのを覚えているよ」と回想している。

 ヘッジズは、本作に出演を決めた理由について「僕がこれまでに演じてきた役はどれも大きなプレシャーを感じながら生きているんだ。どの作品でも泣いていると茶化されたこともある。次第にどの役も僕らしさが反映されていないと感じるようになった。だから今回のピュアなラブストーリーに飛び付いたんだ。純粋なラブストーリーという点に惹かれたのさ」と明かしている。

■公開情報
『WAVES/ウェイブス』
4月10日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
監督・脚本:トレイ・エドワード・シュルツ
出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr.、テイラー・ラッセル、スターリング・K・ブラウン、レネー・エリス・ゴールズベリー、ルーカス・ヘッジズ、アレクサ・デミー
作曲:トレント・レズナー&アッティカス・ロス
配給:ファントム・フィルム
原題:Waves /2019年/アメリカ/英語/ビスタサイズ/135分/PG12
(c)2019 A24 Distribution, LLC. All rights reserved.
公式サイト:https://www.phantom-film.com/waves-movie/

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