山田孝之が「もうダメかもしれないな…」と弱音をこぼす 『ステップ』予告編公開

 4月3日公開の山田孝之主演映画『ステップ』より、予告編とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、『とんび』『流星ワゴン』などの重松清原作の同名小説を映画化するもの。結婚3年目、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一とその娘・美紀が、彼らを取り巻く人たちとの交流の中で成長していく姿を描く。

 主人公・健一役で主演を務めるのは、数々の映画やテレビドラマなどへ出演する山田。現在配信中のNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』でのエキセントリックな役柄のイメージが広く浸透しているが、本作では、久しぶりに実年齢とも重なる等身大の男性、しかも初のシングルファザー役で、娘を育てながら自身も成長していくさまを体現する。

 健一や美紀を温く見守る登場人物には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈などが結集。監督は、『虹色デイズ』『笑う招き猫』『大人ドロップ』などを手がけた飯塚健が務め、主題歌は秦基博が本作のために新曲「在る」を書き下ろした。

映画『ステップ』予告編

 公開された予告編は、健一が妻に先立たれてから1年の節目に、幼い美紀と再出発を図ろうと決意を新たにするところからスタートする。料理や洗濯、娘をお風呂に入れたり寝かしつけたりと、日々家事に育児に奮闘する健一。朝は満員電車に揺られながら出勤し、同僚に残業を引き受けてもらいながら、急いで保育園に預けた娘を迎えに行く。めまぐるしい日々を送りながら仕事と子育ての両立に葛藤し、「もうダメかもしれないな…」と弱音をこぼす、等身大の父親の姿が映し出されている。また、秦が書き下ろした主題歌「在る」も使用されている。

 本作を鑑賞した原作者の重松は、「観る人の年齢や家族環境、そのときの状況によって視点を変えながら、読者が長くつき合っていける小説を書きたいと思っているので、この映画はその理想と同じような愛され方ができる作品になったと思う!」と映画化を絶賛。エンドロールの後も、キャラクターたちが生きていると感じられたと言い、物語の「その先をまた書きたいと思った」と、執筆意欲を掻き立てられるほど感銘を受けたことを語っている。

 予告編とあわせて公開されたポスタービジュアルには、笑顔の美紀を優しく見守る健一というほほえましい2ショットと、「僕と娘の10年間、天国の君との10年間。」という、亡き妻への想いも込められたキャッチコピーが刻まれている。

■公開情報
『ステップ』
4月3日(金)全国ロードショー
出演:山田孝之、田中里念、白鳥玉季、中野翠咲、伊藤沙莉、川栄李奈、広末涼子、余貴美子、國村隼ほか
監督・脚本・編集:飯塚健
原作:重松清『ステップ』(中公文庫)
製作プロダクション:ダブ
配給:エイベックス・ピクチャーズ 
(c)2020映画『ステップ』製作委員会
公式サイト:www.step-movie.jp

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