松下由樹の不満がついに爆発! 『G線上のあなたと私』波瑠が分析した“女子力”の正体

松下由樹の不満がついに爆発! 『G線上のあなたと私』波瑠が分析した“女子力”の正体

「めんどくさいよね。1人になりたいって言ってるときは誰かに来てほしいし、大丈夫って言ってるときは、全然大丈夫じゃなかったりするんだよ」

 火曜ドラマ『G線上のあなたと私』(TBS系)第9話。紆余曲折を経て、ようやく也映子(波瑠)と理人(中川大志)が想いを通わせ、2人を見守ってきた幸恵(松下由樹)も視聴者も「キャーー!」な展開に。

 お互いに「好き」と自覚するまでに、そして伝え合うまでに、なんと長い道のりだったか。確実に気持ちがあるとわかり、眠れない夜を過ごす2人から次々と届くメールに「ああああ、もうこの2人!」とくすぐったいやら、嬉しいやら。ムフフと湧き上がる感情をこらえきれない、そんな松下のコミカルな演技の見事なこと。だからこそ、後半に従って彼女を襲う孤独にも胸が詰まった。

 家族のために――。それが主婦のミッションだと腹をくくり、今まで自分の時間を犠牲にしてでも尽くしてきたつもりだった。夫が浮気をしても、義母に介護が必要になっても、子どもが反抗期を迎えても、笑顔で乗り越えようと努力してきた。そんなとき夫から投げかけられたのは、「完璧にやろうとしなくていい」と一瞬ねぎらっているように見えて、「見ていてキツイよ」というナイフのような言葉だった。

 「いいことがあったから」と1人で晩酌をしていても、どんなことがあったのかと興味を示さない夫。夫の言動に傷ついているのがわかっているのに、素知らぬふりをきめこむ義母。まだまだ自分のことで精一杯な娘に、気持ちを吐露するわけにもいかない。

 それでも、バイオリン教室に行けば、也映子や理人という気分を軽くしてくれる友人と会えた。だが、そんな唯一の息抜きの場所であるバイオリン教室も移転が決まり、通い続けるのが難しくなったとなれば、絶望してしまう気持ちもわかる。

 斜陽に立つ幸恵のシルエットは、人生の夕暮れを連想させた。“私の人生、こんな感じで終わっていくのかな……“と、年齢を重ねると寂しさに襲われることは少なくない。ひょんなことで知り合った若い2人の友人も、どんなふうになっていくかわからない“これから“の人。年齢も立場もバラバラだからこそ親しくなった間柄なのに、今はそのバラバラな感じが遠く感じてしまう。

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