Official髭男dism 藤原聡、映画『キャッツ』吹替版声優に 「別の角度から“歌”を知る事ができた」
Official髭男dismのボーカル・ピアノを担当する藤原聡が、映画『キャッツ』の日本語吹替版声優を務めることが決定した。
1981年のロンドン初演以来、今なお世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔『キャッツ』を映画化する本作。日本を含め世界で2カ国のみが許可された日本語吹替版には、観客と同じ目線で『キャッツ』の不思議な世界を冒険する主人公ヴィクトリア役に葵わかな、猫たちのリーダーであるマンカストラップ役に山崎育三郎が決定している。また、「メモリー」で魂の歌声を響かせるグリザベラ役を歌手の高橋あず美、ふとっちょで紳士的なバストファージョーンズ役をロバートの秋山竜次、マジックが得意で気弱なミストフェリーズ役を俳優・歌手の森崎ウィン、働きもので鉄道をこよなく愛するスキンブルシャンクス役を俳優・ダンサーの大貫勇輔、猫たちの偉大な長老であるオールドデュトロノミー役を女優の大竹しのぶがそれぞれ演じる。そして、数々のアーティストの楽曲アレンジ、プロデュースを手がける蔦谷好位置が、日本語吹替版の音楽プロデュースを担当する。
映画『コンフィデンスマン JP』主題歌にも起用された2ndシングル「Pretender」が、国内週間ストリーミング再生数の最高記録を樹立し、国内史上最短で1億再生を突破したOfficial髭男dism。さらに、週間ストリーミングランキングの上位10位中5曲を彼らの楽曲が独占、10月9日に発売されたメジャー1stフルアルバム『Traveler』はオリコン週間アルバムランキングで堂々の1位を獲得し、今年大晦日に放送されるNHK『紅白歌合戦』では白組として初出場することも決定している。
藤原は、オリジナル版で歌手のジェイソン・デルーロが演じるキャッツ界イチのワイルドな猫ラム・タム・タガー役を演じる。映画出演は本作が初となる藤原だが、今回の参加について「歌わせてもらえる、ということがとても嬉しかったです。セリフは初めての経験で不安もありましたが、とても楽しそうだなと思い、僕で良かったらと、参加させていただきました」と喜びのコメント。アフレコ収録では、「ジェイソン・デルーロの持ち味を取り込んだ上でアウトプットするのが、最初はすごく難しかったです。でも、一緒に作ってくださった収録スタッフの皆さんのおかげで、自分なりに、表情豊かに歌うことができたんじゃないかなと思います」と確かな手応えを掴んだ様子。
また、「滑舌や発音をしっかりと指導していただいたのは、とても勉強になりました。別の角度から“歌”というものを知る事が出来たような気がします」と今回得た経験についても語った藤原。さらに以前は犬派だと語っていた藤原は、最近猫派になりつつあるそうで、「映画の中で生き生きとしているキャラクター達を見ていると、もう“キャッツ派”にならざるを得ないですよね! そんな素敵な映画になっていると僕は思っています」と、太鼓判を押している。
藤原聡 コメント
歌わせてもらえる、ということがとても嬉しかったです。セリフは初めての経験で不安もありましたが、とても楽しそうだなと思い、僕で良かったらと、参加させていただきました。
(アフレコ収録は)ジェイソン・デルーロの歌の持ち味を取り込んだ上でアウトプットするのが、最初はすごく難しかったです。
でも、一緒に作って下さった収録スタッフの皆さんのおかげで、自分なりに、表情豊かに歌うことができたんじゃないかなと思います。
「ここでジェイソン・デルーロがこういう口の動きをしているから、このタイミングで歌おう、こういうふうに歌うんだ」など、画との整合性を意識して歌うのが新鮮でした。そして、滑舌や発音をしっかりと指導していただいたのは、とても勉強になりました。別の角度から“歌”というものを知る事が出来たような気がします。映画の中で生き生きとしているキャラクター達を見ていると、もう“キャッツ派”にならざるを得ないですよね! そんな素敵な映画になっていると僕は思っています
■公開情報
『キャッツ』
2020年1月24日(金)全国ロードショー
監督:トム・フーパー
脚本:リー・ホール、トム・フーパー
製作総指揮:アンドリュー・ロイド=ウェバー、スティーヴン・スピルバーグ、アンジェラ・モリソン、ジョー・バーン
原作・原案:T・S・エリオット、アンドリュー・ロイド=ウェバー
出演:ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、ジェイソン・デルーロ、イドリス・エルバ、ジェニファー・ハドソン、イアン・マッケラン、テイラー・スウィフト、レベル・ウィルソン、フランチェスカ・ヘイワードほか
配給:東宝東和
(c)2019 Universal Pictures. All Rights Reserved.
公式サイト:https://cats-movie.jp/