田中みな実、“女優らしさ”の徹底で活路を開くか パブリックイメージを逆手にとってドラマで活躍

田中みな実、“女優らしさ”の徹底で活路を開くか パブリックイメージを逆手にとってドラマで活躍

 新木優子と高良健吾のW主演で現在放送中のドラマ『モトカレマニア』(フジテレビ系)。この中で浜野謙太演じる山下章生の元カノ・来栖むぎ役でレギュラー出演中の田中みな実が、女優としての存在感を増してきている。

 そのぶりっ子キャラがバラエティー番組で人気を博し、2014年にTBSを退社後、今年2月にドラマ『絶対正義』(東海テレビ・フジテレビ系)の石森麗香役で女優デビューをはたした田中。当初は「元アナウンサーがどこまで演技できるのか」という冷ややかな目で見られていたことは間違いない。

 しかし、初回から大胆なキスシーンを交えた不倫相手とのベッドシーンに体当たりで挑戦。山口紗弥加演じる主人公・範子を崖から突き落とすなど迫真の演技を披露し、注目を集めた。

 続いて7月クールの『ルパンの娘』(フジテレビ系)では第5話にゲスト出演。映画『氷の微笑』のシャロン・ストーンばりに足を組み替え、セクシーな魅力で男を弄ぶ女泥棒・双葉美羽を好演。ここでもまた彼女のキャラクターを存分に発揮した役柄をしっかりと演じ切り印象を残している。

 そして『モトカレマニア』で演じているのは、別れてもなお山下の心に残り続ける元カノ・むぎ。山下を追うように上京した彼女がこれから先、ストーリーにどう絡んでいくのか大いに注目である。

 それぞれ「いかにも」という感じのキャラクターだが、彼女が演じると妙なリアリティが生まれてくる。裏を返すとそれだけ「田中みな実」のパブリックイメージが浸透している証拠でもあり、彼女の芝居が板についてきた証明でもある。「小悪魔」と呼ばれ男性を振り回す言動を繰り返すも、どこか切なく憂いを帯びたその表情に、演技者として光るものを感じる人も少なくないのではないだろうか。

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