舞台『終わりのない』インタビュー
奈緒が語る、初舞台『終わりのない』に向けて 「初めては1回だけだから、全部吸収したい」
「“初めて”は1回だけだから、全部吸収したい」
ーー初舞台に続いて、11月30日(10月25日からイオンシネマ岡山のみ先行公開)からは、初主演を務めた映画『ハルカの陶』も公開されますね。
奈緒:初主演って不思議ですね。取り組み方はあまり変わらなかったのですが、現場に行くと、監督さん、スタッフさん、共演者の方々が私のことを主役にしてくださいました。現場に行けばみんなが“座長”と言ってくれるので、なんとか主役として立っていられた部分がすごく大きかったです。“みんなで作った”という感覚はこれまでの作品以上にありましたし、だからこそ公開されるのがすごく嬉しいです。
ーー経験したことのない備前焼の世界に飛び込み、ひたむきに努力するという物語ですが、“初めて”ということに関しては、奈緒さんの舞台初挑戦の姿とも重なるように思います。
奈緒:そうですね。初めてのことに挑戦するときのドキドキと、不安ももちろんありますが、高揚感を感じます。“初めて”は1回だけだから、全部吸収したいと思います。分からないことを分からないと言えるのも、今だけですよね。
ーーこの作品では師匠といえる存在が登場しますが、お芝居の世界で奈緒さんの師匠はいますか?
奈緒:脚本家の野島伸司さんですね。このお仕事をするにあたって、厳しいこともたくさん言っていただきましたし、自分の弱さを鍛えてくださいました。その厳しい言葉があったからこそ頑張れたところもあります。
ーー最後に、『終わりのない』本番に向けて、意気込みを聞かせてください。
奈緒:初舞台なので、想いが溢れてしまっています。この『終わりのない』というお話は、「旅」もキーワードになっていますが、この舞台を色んなところでやることもまた旅ですし、その旅の一員に選んでもらえたことが本当に嬉しいです。観てくださるお客さんと何か繋がれる瞬間が生まれるように一生懸命やりますので、ぜひぜひ、劇場でしか味わえない、舞台でしか味わえない汗感や肌感も観に来て欲しいです。
(取材・文=折田侑駿/写真=大和田茉椰)
■舞台情報
世田谷パブリックシアター+エッチビイ 『終わりのない』
2019年10月29日(火)~11月17日(日)
会場 世田谷パブリックシアター (兵庫・新潟・宮崎にてツアー公演あり)
脚本・演出:前川知大
原典:ホメロス「オデュッセイア」
監修:野村萬斎
出演:山田裕貴、安井順平、浜田信也、盛隆二、森下創、大窪人衛/奈緒、清水葉月、村岡希美/仲村トオル
公式サイト:https://setagaya-pt.jp/performances/owarinonai20191011.html
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