『マレフィセント2』サム・ライリーが語る、カラスのディアヴァル役での貴重な経験

『マレフィセント2』サム・ライリーが語る

「アンジェリーナ・ジョリーにはすごく感謝している」

ーーマレフィセント役で主演を務め、本作の製作も担っているアンジェリーナ・ジョリーは、あなたとエル・ファニングとの関係性を「クレイジーな大家族」と話していました。

ライリー:本当にその通りだよ。何百人という人たちと一緒に、素晴らしい映画を作るという目的を持って、苦労しながら働いていると、キャストやクルー全体でひとつのコミュニティみたいになっていく。特に今回は一度経験したチームだったから、旧友と再会したような気持ちになった。エル・ファニングは前作からさらに経験を積んで、若くして才能溢れる女優になったとなぜか僕が誇りに思う気持ちもある。ショービジネスにおいては美しくない部分もあるものだけど、彼女はそういうものに全く影響されず、常にオープンでいる。それも彼女の素晴らしさのひとつだね。

ーーアンジェリーナ・ジョリーにはどのような思いを抱いていますか?

ライリー:現場で見ていてわかったのは、彼女が常に監督としての目線を持っていること。あと、キャラクターとしてのマレフィセントを大事にしているんだ。マレフィセントがどのように見えるか、またマレフィセントが取る行動の背景という、見えるものから見えないものまで、ものすごく考えて演じている。そういうところはすごく尊敬できるし、僕がディアヴァルの役を手にできたのも、製作を兼任している彼女の判断によるところも大きいから、すごく感謝しているんだ。人間としても深いし、そのエネルギーは決して絶えることがない、本当に素晴らしい人だよ。

(取材・文・写真=宮川翔)

■公開情報
『マレフィセント2』
全国公開中
監督:ヨアヒム・ローニング
出演:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、ミシェル・ファイファー、サム・ライリー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
(c)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/maleficent2.html

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