生田斗真はジャニーズ1・オーラがない男? 『俺の話は長い』の撮影は“試合”

『俺の話は長い』の撮影は“試合”

 『俺の話は長い』(日本テレビ系)の第一話試写会&舞台挨拶が6日、日テレホールで行われ、生田斗真、安田顕、小池栄子、清原果耶、原田美枝子が登壇した。

 本作は、無職ニート、31歳、ヘリクツを駆使するダメ男の、奮闘やしょうもなさを笑いながら見守るホームドラマ。大学中退後、コーヒーにハマり起業するも失敗。実家に寄生していた岸辺満(生田)の人生が、マイホーム建て替えのために転がり込んできた姉家族によって、一気に動き出す。脚本家・金子茂樹によるオリジナル作品で、30分×2本立てで放送する。

 生田が「『俺の話は長い』だけど、おもしろくて長くは感じないドラマになっていると思う」と挨拶すると、会場からは大歓声。「ワンシーンワンシーンがとにかく長い。一人一人のセリフが膨大な量なので、控え室で待っている間は練習したり、呼吸を合わせている」と話し、「真面目です! 真面目な役者が揃ってます」と熱弁して笑いを誘った。

生田斗真

 小池も「楽しいですよね」と頷き、「ヘリクツを言ってるんだけど、芯が通っているというか、妙に納得させられるというか」と作品をアピール。安田はそんな2人を「誇らしい」と絶賛し、「よくもまぁ、あんなに覚えて喋るなって。終わった後に拍手していますよ」と尊敬の眼差しを向け、さらには撮影を“試合”と表現。「第一試合・生田斗真対〇〇、第二試合生田斗真対〇〇、本日のメインイベント生田斗真対〇〇、夜になったらまた……よくカラダが持ってるな」と生田を称えると、生田は「いま4話の台本が手元に来たんですけど、セリフがまた増えてるんですよ。“コイツら、やれんな”みたいな感じで、もっと長くなってんの……気をつけてほしい!!」と訴えていた。

小池栄子

 これまでにも生田と共演経験がある小池は、今作の生田について「最高ですよね。やっぱ生田斗真はすごいなって思う。あとは、私の大好きな斗真の屈託ない笑顔がたくさん見られる。“うぅ~ん、かわいいっ”みたいな」と、姉としての本音をぽろり。「斗真はジャニーズ1・オーラがない男だって思っているけど、そこがいいように作用している。(生田は)舞台の主演なのに、楽屋入りで守衛さんに止められるような人。その陰っぽいところが斗真の色っぽいところでもあって、そこを生かした脚本だなと思います」とコメント。満の母親を演じる原田も「自立してもらわないと困るけど、生田くんなら“いっか”と思います」とほほえむなど、生田の愛され力が垣間見えた。

原田美枝子

 一方、清原は生田と初共演。印象について聞かれると「そうですね……」と沈黙。生田から「絞り出せ!」とエールを送られると、クシャっと笑顔を見せ、「冷静な人っていう印象です。現場でも常に周りを見て動いていらっしゃるというか、雰囲気をすごく作ってくださるお方。いかがでしょうか?」とかしこまって回答。生田は「今の発言でもわかるように、すごく仲良く、和気藹々とやらせてもらっています」と、堅いムードを打ち消すようにおどけて笑わせた。

清原果耶

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