ロマンティック・コメディ『英雄は嘘がお好き』本編冒頭映像公開 大地真央ら著名人コメントも
10月11日公開の映画『英雄は嘘がお好き』より、本編冒頭映像と著名人の絶賛コメントが公開された。
本作は、『アーティスト』のプロデューサーが贈るロマンティック・コメディ。1809年のフランス・ブルゴーニュを舞台に、『おとなの恋の測り方』に続いてローラン・ティラール監督との再タッグを果たしたオスカー俳優ジャン・デュジャルダンと、コメディ初挑戦のメラニー・ロランが共演する。
公開された本編冒頭映像は、主人公のボーグラン家の長女エリザベット(メラニー・ロラン)と、ヌヴィル大尉(ジャン・デュジャルダン)の朝の身支度シーンから始まる。使用人に甲斐甲斐しく世話を焼かれる様子に、それぞれ地位がある人物だということがわかる。
そして、ヌヴィル大尉は、ボークラン家の妹・ポリーヌにプロポーズをするために、白馬に乗りボーグラン家に向かう。初めから遅刻をして言い訳をする大尉に、「軽薄な上に厚かましいのね」とエリザベットは手厳しい。大真面目なシーンにも関わらず、やり取りの中にコミカルな空気が流れる。
大尉を演じたデュジャルダンは、本作で華麗な乗馬シーンやダンスを演じたことについて、「年を取ったせいか(現在47歳)、役者を始めたばかりの頃を懐かしんでいるよ。出演作のために15年前に乗馬を学び、格闘を学んだ。僕は仕事はきちっと仕上げる真面目な性格だから、本作のために舞踏曲のダンスや乗馬、銃を撃つ練習もした。これら全てが、役者の楽しさでありモチベーションなのに、こういったものから少し遠ざかっていたと実感したよ」と語っている。
また、大和悠河、大地真央、ケラリーノ・サンドロヴィッチら著名人9名が、本作に絶賛コメントを寄せた。
著名人コメント
大和悠河(女優)
嘘を貫き通した先はどうなるのか?? コミカルに美しく可愛く描かれていて最後までクスッと笑うことのできる作品。その分、一瞬出てくるマジ!?な感情にハッとさせられる。
とにかく衣装が可愛い!! 映像が美しい!! まさにロマンティックコメディー!
ケラリーノ・サンドロヴィッチ(劇作家・演出家・映画監督・音楽家)
小洒落たロマンティック・コメディのつもりで見始めたら、近年稀に見る上質なブラック・コメディだった。
観客がいい感じのムードに酔いそうになると必ずドライ方向に大きく転がしてくれる。
劇中音楽に至るまで、辛辣な悪意が充満。大好物。
松尾貴史(タレント)
ピカレスク・ロマンティック・コメディとでも言おうか。
フランスのエスプリが詰まった濃密でアダルトな面白さ。
これは、200年前のフランスに繰り広げられる、まるで落語の世界。
大地真央(女優)
騙す方も騙される方も皆んな滑稽で憎めない。
エスプリの効いたメラニー・ロランの演技と、
ジャン・デュジャルダンの大人の余裕がフレンチコメディーらしく愉快!
衣装の細部まで見応えがある。
石田純一(俳優)
名優の競演で、息もつかせぬストーリー展開から恋の顚末まで、
映画の王道を往く豪華なエンターテインメントに心踊りました。
萬田久子(女優)
こういう嘘なら…ま、いっか!?
嘘という概念が心地よく溶けてゆく。嘘が繰り広げる心のレントゲン撮影。
幸せな着地点があればウソが真実になる!! ってホント!?
前田美波里(女優)
“嘘は罪”と言いますが、嘘をついているつもりは無く、
“嘘も方便”と信じてついた嘘なのです。
なーんて軽い気持ちで皆さん楽しんで観て下さいませ。
きっとハマりますわよ。
矢田悠祐(俳優)
意外と登場人物全員ノリノリ。笑
本当の伝説は実はこうやって作られていったりして……。
ヌヴィルのトーク力は本物だし、他の登場人物も可愛い。
コサックとの戦いからのラストシーンは正に、“嘘から出た真”でした。
中川晃教(俳優/シンガーソングライター)
フランスのコメディはとても面白い!
特に、ジャン・デュジャルダンは1作ごとに新しい一面を見せてくれる。
良かれと思ってついた嘘が、やがてはすべての人を巻き込んでしまう。
だけど、納得の結末!
■公開情報
『英雄は嘘がお好き』
10月11日(金)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、丸の内TOEIほか公開
監督:ローラン・ティラール
出演:ジャン・デュジャルダン、メラニー・ロラン、ノエミ・メルランほか
配給:松竹
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公式サイト:eiyu-uso.jp