麿赤兒、焼死体の真相は? 『ルパンの娘』運命の歯車が動いた一年後

『ルパンの娘』麿赤兒、焼死体の真相は

 和馬(瀬戸康史)に逮捕されたと思われた華(深田恭子)だったが、円城寺(大貫勇輔)の助けによって逮捕を免れる。それから一年、和馬と華はそれぞれ別の相手と婚約するのであった。『ルパンの娘』(フジテレビ系)第9話では、新たなカップル成立で意外な展開を見せる。

 逮捕劇から一年後、華たち一家はいつもの家に戻ってくる。円城寺が華に告白したことで、華は和馬を忘れるためにも円城寺との婚約を前向きに考え始めた。一方和馬も、エミリ(岸井ゆきの)と婚約をし、華との関係を乗り越えようとしていた。そんな中、華は偽りの戸籍の元の持ち主が関係していた事件に巻き込まれてしまい、死の危険にさらされる。偶然その事件を担当していた和馬は、怪しい人物を追ううちに殺されかけている華にたどり着いた。そして二人は運命の再会を果たすのだった。

 第9話では初めて兄・渉(栗原類)の苦悩や華への責任が語られる。自分がしっかりしていなかったばかりに、と自分を責める渉であったが、華を心配するあまりテントウムシ3号を華につけるなどストーカーのようになっていた。しかしそれが功を奏し、今回は華を窮地から救うきっかけにもなる。さらに円城寺も、幼少期の華とのエピソードが語られ、華への想いが簡単な気持ちではないことが表される。自身が泥棒一家の生まれてあることにずっと悩まされてきた華だが、渉や円城寺のようにずっと側で支えてきてくれた人がいることが伝わる回であった。華が素直で真っ直ぐな性格なのは、こういった愛を一身に受けて育ったからなのだろう。

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