志田未来が『監察医 朝顔』を通して語る「命」との向き合い方 「改めて悔いのないように」

志田未来が語る『監察医 朝顔』光子の成長

「悔いのないように」


ーー女優としてこれまでたくさんの作品に出演されていて、一番楽しいなと感じる瞬間はどんな時ですか?

志田:お芝居自体がすごく好きなので、常に楽しいなと感じていますが、作品が終わった後は、達成感をものすごく感じます。毎回、この役と出会えてよかったなという思いになって、幸せな気持ちでいっぱいになります。

ーー今まで20年くらい女優をやってきて、演技について子供頃から気持ちの変化はないですか。

志田:6歳の頃に始めて、最初はこんなにずっと続けられるとも思っていなかったですし、まだ「女優さんになりたい」という思いもそんなに強くなかったので、今こうしていられるのは、本当に周りの方に支えられているからだなと強く感じます。大きな目標があるわけではないですが、お世話になった方々と、またご一緒させていただいて恩返しができるようにずっと続けてていきたいです。

ーー転機となるタイミングはあったのでしょうか?

志田:高校卒業するときに、ちょうど当時お会いしていた君塚(良一)監督が「学生という武器を捨てるんだから、今まで以上にしっかり一つひとつ作品に取り組んでいったほうがいいよ」と声をかけてくださりました。それで自分は、“このままじゃダメ”ではないけど、もっとちゃんとしっかり考えて、お芝居をしていかなきゃいけないんだなと強く思ったことが転機というか、そんな時期だったのかなと感じることはあります。それまでは学校に行って授業を受けて、合間で現場に行ってと、どっちつかずな感じだったのですが、社会人になって、仕事に集中できるようになりました。

志田未来『監察医 朝顔』第2話より(c)フジテレビ

ーーそれでは、最後に『監察医 朝顔』の今後の見どころをお願いします。

志田:亡くなった方の最後の真実だったり、最後に伝えたかったことは何かというのを皆さんと協力して明らかにしていく作品です。「命」と向き合うということで重く捉えがちですが、すごく心が温かくなるストーリーが多いので、ぜひ見ていただきたいです。物語の後半では、5年後が描かれるようなので、光子の成長という面でも楽しみにしていただけたらと思います。

ーー志田さん自身はどのように命と向き合っていますか?

志田:元々、やりたいことはやって、伝えたい相手に自分の想いは伝えるのを意識して今までの人生を生きてきたので、この作品と出会って、改めて悔いのないようにこれからも過ごしていきたいと感じました。

(取材・文・写真=大和田茉椰)

■放送情報
『監察医 朝顔』
フジテレビ系にて、毎週月曜21:00〜放送
出演:上野樹里、時任三郎、風間俊介、志田未来、中尾明慶、森本慎太郎(SixTONES/ジャニーズJr.)、坂ノ上茜、喜多乃 愛、宮本茉由、戸次重幸、平岩紙、三宅弘城、板尾創路、柄本明ほか
原作:香川まさひと
漫画:木村直巳
監修:佐藤喜宣『監察医 朝顔』(実業之日本社)
脚本:根本ノンジ
法医学監修:上村公一(東京医科歯科大学)
プロデュース:金城綾香
演出:平野眞、澤田鎌作
制作:フジテレビ
(c)フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/asagao/

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