遠藤新菜、SUMIRE、柳喬之が出演 宮崎大祐監督最新作『TOURISM』7月公開決定
宮崎大祐監督最新作『TOURISM』が、7月よりユーロスペースにて公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルとキャストのコメントが公開された。
本作は、今を生きる少女たちが観光客として身軽に家を飛び出し、期せずしてシンガポール本来の姿に出会うまでを描いた物語。
フリーターのニーナは東京からほど近い地方都市・ 神奈川県大和市でスーとケンジとシェアハウスをしている。ある日、 世界中どこにでも行けるペア旅行券の抽選に当たったニーナは、くじ引きで決めた行先・シンガポールをスーと共に訪れる。初の海外旅行であったが、 日本とあまり代わり映えしない街並みに少し失望する2人。そんな中、チャイナタウンで携帯電話を失くしたニーナはスーとはぐれてしまう。
ニーナを演じるのは、宮崎監督の前作『大和(カリフォルニア)』で日本とアメリカを体現する重要な役どころを務めた遠藤。『装苑』専属モデルを経て昨年から女優として活躍の場を拡げるSUMIREがスー、そして『仮面ライダーゴースト』の御成役などで知られる柳がケンジを演じる。
2017年に宮崎監督自身の体験をもとに製作された本作には、この数年間で失われてしまったシンガポールの幻の風景が映っている。スマートフォンやタブレットなど様々なデジタル・デバイスを駆使して撮影されており、編集後はペドロ・コスタ監督作品で常にカラリストを務めるゴンサロ・フェレイラによって彩色された。
公開されたポスタービジュアルでは、遠藤とSUMIREの姿が切り取られている。遠藤、SUMIRE、柳からのコメントは以下のとおり。
キャスト コメント
遠藤新菜(ニーナ役)
こんなロードムービー初体験です。この世界観に吸い込まれて思わずニヤニヤしてしまう、、いつの間にか登場人物達の虜になっていく。美しくも独特なシンガポールの街を一緒に彷徨う感覚になれるはず。観ないとわからない、それだけ。
SUMIRE(スー役)
「うちらならどこまでもいける」という気持ちをメインに、言葉がわからなくても旅に行ってみたり、旅の面白さを体で体験し、言葉が無くても音楽や目で見るもので刺激を伝えることが出来た作品になったと思います。人間味のあるナチュラルな3人の姿をリアルに描かれているこの作品。是非お楽しみください。
柳喬之(ケンジ役)
今までにない撮影方法で進められた今回の「TOURISM」。
様々な境遇の人間の旅を通して湧き出る感情を、 宮崎監督が程よい温度感でパッケージにしてくださいました。 これから皆様のお目にかかれることを楽しみにしています。 シンガポール行きたかった。
■公開情報
『TOURISM』
7月、ユーロスペースほか全国順次公開
監督・脚本:宮崎大祐
出演:遠藤新菜、SUMIRE、柳喬之
プロデューサー:Aishah Abu Bakar、宮崎大祐
コー・プロデューサー:Lindsay Jialin、Donsaron Kovitvanitcha、遠藤新菜
製作:アートサイエンス・ミュージアム、シンガポール国際映画祭、DEEP END PICTURES
配給:boid
2018/シンガポール・日本/カラー・白黒/77分/16:9/5.1ch
(c)DEEP END PICTURES INC.
公式サイト:tourism2019.net
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