『ひよっこ2』は若手役者たちの成長の見せ場に 竹内涼真=島谷純一郎が語った“自分の原点”

『ひよっこ2』竹内涼真のあかね荘への思い

 3月27日に放送されたNHKのスペシャルドラマ『ひよっこ2』の第3回で、ある人物が大物になって登場し話題になっている。佐賀の製薬会社の元御曹司、そして現社長の島谷純一郎(竹内涼真)だ。

 かつて、木造アパート「あかね荘」に住んでいた島谷。みね子(有村架純)が道でばらまいた小銭を探す様子を観察してから、本人に探し方のダメだしをするという登場の仕方で、第一印象も良いものではなく、冷静沈着とした物言いでみね子を戸惑わせていた。しかし、島谷と接していくうちにみね子の感情は変わっていき、島谷もみね子のことをいつも心配するように……2人の関係は恋人へと発展していった。

 だが、2人には切ない別れが訪れる。実家の経営難から縁談を勧められた島谷は、親との縁を切り、みね子を選ぼうとした。だが、島谷に親不孝な行為をさせたくないと、みね子は別れを告げる。「ありがとう、素敵な人。好きになれてよかった」。島谷は、プロポーズのために婚約指輪を忍ばせており、その日はみね子が20歳の誕生日を迎える夜だった。この哀しい別れにネット上では「切ない」との声が溢れていた。

 これまで『ひよっこ2』では、奥茨城母の会や乙女寮の同窓会で顔を見せ、そして集まったメンバーの会話の中で懐かしの人々が話題に上がり、たくさんの登場人物の姿を見ることができていた。そんな島谷の登場は、アパートの管理人・富さん(白石加代子)が観ていたテレビ画面から。社長として立派になった島谷はインタビューに答えており、あかね荘に暮らしていた時代を「一番勉強になった」と振り返っていた。

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