『THE GUILTY/ギルティ』限定上映イベントレポート ヘッドセット装着で主人公を追体験!

『THE GUILTY/ギルティ』限定上映イベントレポート ヘッドセット装着で主人公を追体験!

 誘拐され怯える女性の震える声、何者かの怒号、パトカーのサイレン……イヤホンによってより細かい音を聞くことができ、想像力が刺激される。まさに自分が主人公アスガーになった気分だ。映画館という閉鎖的な空間だからこその緊張感と集中力で、イヤホンから聞こえる音や声から様々な想像や推理ができる。

 映画館より配信で観ることの方が多いという女性は、「劇場でイヤホンをつけるからこそ、ずっと映画に集中できました! なかなか家だとスマホを見てしまったり意識が散ってしまいがちですが、イヤホンから聞こえる音で電話の向こうに起きていることを想像してしまって、私の方まで焦ってしまいました(笑)」と語った。電話越しに聞こえる繊細な物音に思わず息を呑んでしまうが、これも普通の映画館上映や自宅で観たりするのとは違う、本イベントならではの没入感があってこそだろう。

 『search/サーチ』『カメラを止めるな!』といった2018年の話題作にも繋がる作風でもある本作。映画としてもカメラワークは安定し、劇伴もないため、観客は否応無しに本作から聞こえてくる電話越しの音に耳をすませる。観る人によって、想像している電話主の表情や風景が異なるのも面白いポイントだ。『search/サーチ』『カメラを止めるな!』も観たという女性の映画ファンは、「音だけだからこそ想像できる余地がいっぱいあり、面白かったです! イヤホン付き上映で観るのと、普通に観るのではまた違うと思うので、通常の劇場上映でも観てみたいです」と『THE GUILTY/ギルティ』ならではの設定に夢中の様子だった。

 今回の上映会は興行では初となる試みで、次回の3月15日を逃すと次があるかは分からない。気になる方はぜひ体験してみてほしい。

(取材・文=島田怜於)

 『THE GUILTY/ギルティ』体験型限定上映イベント 概要

・3月15日(金)13:20〜
【チケット販売】
オンライン:3月12日(火)深夜0:00より販売 https://ttcg.jp/human_shibuya/
劇場窓口:3月12日(火)劇場オープン時より販売
※両日、オンラインで完売した場合は、劇場窓口での販売はございません。
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
料金:一律1,100円
※前売券使用可(紙の前売券をお持ちのお客様は劇場窓口にて座席指定券との引換が必要となります)
※各種招待券、無料券、各種割引券、株主優待券はご利用頂けません。
※一部ノイズが入る可能性がございます。ご了承ください。

■公開情報
『THE GUILTY/ギルティ』
新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開中
出演:ヤコブ・セーダーグレン、イェシカ・ディナウエ、ヨハン・オルセン、オマール・シャガウィー
脚本・監督:グスタフ・モーラー
製作:リナ・フリント
脚本:エミール・ナイガード・アルベルトセン
提供:ファントム・フィルム/カルチュア・パブリッシャーズ
配給:ファントム・フィルム
原題:The Guilty/2018 年/デンマーク映画/スコープサイズ/88分
(c)2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S
公式サイト:https://guilty-movie.jp/

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