『ハケン占い師アタル』間宮祥太朗、志尊淳らが杉咲花の“座長ぶり”を明かす 「食に対して貪欲」
杉咲花が主演を務める木曜ドラマ『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系)の制作発表記者会見が、1月11日にテレビ朝日本社1階アトリウムで行われ、杉咲のほか、小澤征悦、志田未来、間宮祥太朗、志尊淳、野波麻帆、板谷由夏、若村麻由美、及川光博が登壇した。
本作は、あらゆるものが見える能力を持つ派遣社員・アタルこと的場中(杉咲花)が、閉塞した会社に風穴を開けるお仕事コメディドラマ。『家政婦のミタ』(日本テレビ系)などで知られる遊川和彦が脚本を手がけ、連続ドラマでは初めて演出も担当する。
イベント会社「シンシアイベンツ」の制作Dチームで派遣社員として入社するアタルは、ニット帽にコート、サングラスをかけて通勤している。杉咲はアタルについて「普段はニコニコ働いているんですけど、特殊能力を使って占いをする時は、急に人柄が変わったように態度が悪くなるという、とてもユニークなキャラクターです」と説明。制作Dチームの正社員でパワハラまがいの扱いを受け、転職を熱望している品川一真を演じる志尊は、「この世代にもちゃんと思っていることがあって、伝えたいことがあるということをしっかりメッセージとして発信でき……していけたらなと思います」と開始早々、噛んでしまい、小澤から「大丈夫か? みんな見てるよ」と声をかけられ、隣に座る間宮は「こわくないよ」と志尊に寄り添う。制作Dチームの部長・代々木匠を演じる及川は「ミッチーです!」と記者陣に挨拶すると、Dチームの役名が山手線の駅名になっていることに言及。「代々木は無責任でお調子者で、自己中。私利私欲で突っ走る、全くメンバーに尊敬されていない上司なんです。そんな無責任の上司を責任持って演じたいなって、ミッチーは思っております」と爽やかに宣言してみせた。
序盤からチームワークの良さがにじみ出ている、制作Dチーム。主演を務める杉咲も「とにかくキャストのみなさんが愛情深い方々ばかりで、とても温かい現場で日々過ごさせていただいています。特にスタジオで撮影している時は、みなさん誰一人楽屋に戻らず、話をしたり、なぞなぞをしたり、お菓子を食べたりして過ごすのが楽しいです」と和気あいあいとした現場の様子を話した。制作Dチームの主査・上野誠治を演じる小澤は杉咲について、「花ちゃんの才能は、お菓子が寄ってくるんですね。なんでですかね? 気づくと“お菓子の国”ができている。お菓子も花ちゃんのこと好きなんだなって、すごくハートウォーミングになります」と明かすと、「寄ってきているといいますか、私が寄せ集めているんです(笑)」と杉咲は恥ずかしそうに答えた。