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ファンタビ『黒い魔法使いの誕生』は大人向け? 覚えておきたい『ハリー・ポッター』との繋がり

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 11月23日に『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』が公開された。『ハリー・ポッター』シリーズの前日譚となる本シリーズは、ホグワーツ魔法学校の卒業生で魔法動物学者のニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)を主人公にした物語。第2作目となる本作では、ニューヨークで囚われの身だった“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が脱獄するところから始まる。ダンブルドア(ジュード・ロウ)から「黒い魔法使いを倒せるのは君だけだ」と告げられたニュートは、仲間と魔法動物とともに、グリンデルバルドがいるパリへ向かう。

 シリーズ第1作目である『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は、ロマンス、そして反トランプをも彷彿とさせる社会的側面を持った大人向けという印象だったが、本作ではさらにパワーアップ。また、『ハリー・ポッター』シリーズの映画化作品とは異なり、本シリーズは原作者のJ・K・ローリングが直接脚本を務めているため、ファンでないと気付かないマニアックな描写もしばしば見受けられた。ゆえに、初見では物語を見失ってしまうかもしれない点がある。

 そこで今回は、『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を楽しむために覚えておきたいポイントをご紹介。ネタバレとなってしまうかもしれないが、物語を動かす見逃せないポイントを簡単にまとめたい。

時系列

 『黒い魔法使いの誕生』は1927年の物語。1991年に、ハリーたちがホグワーツ魔法魔術学校に入学するので、あのときから実に64年前の出来事である。ローリングのサイト「pottermore」にも掲載されているように、同じく1927年の3月19日にニュートは、のちにホグワーツで教科書として使われる魔法生物に関する書籍『幻の動物とその生息地』を刊行する。少し後の話をすると、本作から11年後の1938年、ダンブルドアはトム・リドルにホグワーツ入学を勧めることになる。『ハリー・ポッター』シリーズでのダンブルドアは、偉大な校長の姿がフィーチャーされていたが、『ファンタスティック・ビースト』では若さゆえの人間らしさも見えてくる。

アルバス・ダンブルドアについて

 1991年にハリー・ポッターがホグワーツ魔法魔術学校に入学したとき、ダンブルドアはすでに110歳。本作でのダンブルドアは、“若き”といえども46歳である。

 アルバス・ダンブルドアは、『ハリー・ポッター』シリーズでも語られていた通り、3人兄弟の長男。弟アバーフォースと死んだ妹アリアナを兄弟に持つ。映画『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』ではアリアナが死んだ理由が省かれていたが、アリアナは6歳のときにマグルの少年たちに暴力を振るわれたことにより、情緒不安定になり魔力の制御ができなくなったと原作には記されている。

 アルバスの父は、アリアナを襲った少年たちに復讐し、アズカバンで獄中死。母もアリアナの発作に巻き込まれ命を落としてしまい、妹の面倒をアルバスが見なければいけなくなった。アバーフォースはホグワーツへ、アルバスは世話のためにゴドリックの谷に留まるが、自分の中に宿る才能を発揮できる場所がなく、フラストレーションを抱えていた。そんなときに、ゴドリックの谷を訪れた“ある優秀な人物”と出会い、アルバスは意気投合。そのせいで、アルバスはアリアナの世話を怠るようになってしまう。

 その優秀な人物というのが、グリンデルバルド。2人は死の秘宝探しに夢中になり、“魔法使いがマグルを支配する世界の構築”を夢見たのだが、アバーフォースがこれに大反対。アルバスとアバーフォースは決闘を行うのだが、これに巻き込まれアリアナが死亡する。この事件を機に、アルバスとグリンデルバルドの友情が壊れ、アルバスとアバーフォースとは犬猿の仲に。今回描かれた『黒い魔法使いの誕生』は、アリアナの死亡事件から28年後の出来事となる。それから後の物語は、今後のシリーズの核心に触れそうなため避けるが、グリンデルバルドの最期は1998年。ニワトコの杖のありかを聞きに来たヴォルデモート卿に、ヌルメンガードにて死の呪いをかけられる(※映画版では殺害シーンは描かれていない)。

      

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