子役の名演技が話題に 『グッド・ドクター』子供たちの心に寄り添う山崎賢人

『グッド・ドクター』で光る子役の名演

 湊に「あかりちゃん。もう我慢しなくていいです。ホントの気持ちをパパに言いましょう。心がつぶれてしまいます」と言われたあかり。手術後、病室であかりは、か細い声で必死に「ホントはね、パパとね、2人がいい。2人がいいの」と父親に伝え、涙をこぼす。このシーンには、ネット上で、「あかり役の女優さん凄すぎて」「子役のレベルがたかい!」などと反響があり、あかりを演じる高松の演技への賛辞が飛び交った。

 本作には、教育番組『みいつけた!』(NHK教育)3代目スイちゃん役の川島夕空や、大河ドラマ『西郷どん』(NHK)の斎藤汰鷹など、演技経験のある子役も多数出演している。次回の第5話には、『万引き家族』の城桧吏が出演することが発表されており、カンヌでも評価された彼の初TVドラマ出演には注目が集まる。

 子供たちからの人気や信頼はますます強まる一方の湊。第4話では、夏美(上野樹里)の「あかりちゃんの病状を一番把握しているのは担当医だった新堂先生です。お願いします。新堂先生をオペ室に入れてあげてください」という説得もあり、高山(藤木直人)が、湊をオペ室に入れることを許可した。子供たちからの信頼同様、高山も湊を認め始めているかに思えたが、最後のシーンでは「新堂を画像診断科に転科させる」という宣言を残す。湊は今後、どんな形で子供たちを救っていくのだろうか。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

(文=大和田茉椰)

■放送情報
『グッド・ドクター』
フジテレビ系にて、毎週木曜22:00放送
出演:山崎賢人、上野樹里、藤木直人、戸次重幸、中村ゆり、浜野謙太、板尾創路、柄本明ほか
原作:『グッド・ドクター』(c)KBS(脚本:パク・ジェボム)
脚本:徳永友一、大北はるか
プロデュース: 藤野良太、金城綾香
協力プロデュース:西坂瑞城
演出: 金井紘、相沢秀幸
制作:フジテレビ
(c)フジテレビ
公式サイト:http://www.fujitv.co.jp/gooddoctor/

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる