ネットでは「羨ましい」の声 『高嶺の花』石原さとみ&峯田和伸のキスシーンを振り返る

『高嶺の花』キスシーンを振り返る

 エルヴィス・プレスリーの「Love Me Tender」をバックに、月島もも(石原さとみ)の想いが風間直人(峯田和伸)に少しずつ傾いていく。ドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)は、この演出が“お約束化”されるのかと思っていたが、7月25日放送の第3話では急展開を見せる。

 これまで「Love Me Tender」が流れるシーンは、“高嶺の花”であるももを主体に描かれてきた。第1話ではももが直人の朝ごはんによって味覚と嗅覚の復活を感じ、第2話ではももが直人の言葉をまっすぐ受け入れる体勢を作り上げた。

 そして第3話では、少し雰囲気を変え、ももの成長ではなく、深く描かれていなかった直人の本音が明かされる。もともと頭に血が上りやすいももだが、第3話では直人に大きな怒りをぶつけて大喧嘩に発展した。その原因は、直人がももにアドバイスした元彼を忘れる方法。元彼との楽しい思い出を話せば、別れの痛みを忘れられるという理論だったのだが、これが逆効果となってしまいももは激怒。(劇中では男性陣がももの怒りの原因が分からずに唖然とするシーンがあったが、同性でも難易度の高い問題だったので安心してほしい)

 原田秋保(高橋ひかる)によれば、好意を寄せている男性に、元彼の話を聞いてもらっても1ミリも嬉しいとは思わず、むしろ元彼の話を聞いてもショックを受けない興味関心のなさにがっかりするというのがももの気持ちだという。さらにももは酔っ払いながらも直接直人に、他人の庭に水をやるくらいなら、自分の庭を心配しろとも伝えた。

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