帰国から2年、『ゼニガタ』でスクリーンデビュー! 大谷亮平が語る、俳優として格別の喜び

帰国から2年、『ゼニガタ』でスクリーンデビュー! 大谷亮平が語る、俳優として格別の喜び

 新たなアウトロー・ムービー『ゼニガタ』が、5月26日に封切られた。主人公のダークヒーローを演じるのは、韓国から逆輸入的に日本デビューを果たし、日に日に勢いを増し続ける大谷亮平。

 今回リアルサウンド映画部では、表の顔は居酒屋店主、裏の顔は闇金稼業である主人公・銭形富男を演じた大谷にインタビューを行った。映画初主演を果たした本作の魅力や撮影現場での様子、さらには日本での俳優活動について話を聞いた。

『ゼニガタ』が映画初主演作にして、日本でのスクリーンデビュー作

ーー“闇金”業界を描いた本作、普通に生活していればなかなか覗き込むことさえない世界観が印象的でした。大谷さんが感じた本作の魅力はどんなところでしたか?

大谷:僕が演じた富男が構えている居酒屋では、10日で3割というありえない利率の金貸しをしています。そんなところを頼ってお金を借りにくる人たちには、“普通ではない”理由がありますよね。そんな人間一人ひとりのドラマが連なっているのが、本作の面白さだと思います。富男はダークヒーロー的な役どころなので、そのお金がどこに行くのか、またそのお金の行き先を見守ったり、それぞれのその後を追っていかなくてはならない。映画を観る方々は、富男の側に立って観ることができるし、ワケアリのキャラクターたちの誰かに自分のことを重ねて観ることもできる。いろんな観方ができるのが、この映画の大きな魅力だと思います。実際すでに観た方に話を聞くと、人によっては富男視点、また別の人には他のキャラクターの誰かの視点と、共感するポイントが人それぞれみたいです。僕は富男役を演じてはいますけど、何回か観ていくたびに、ほかのキャラクターに気持ちがいくこともあるのではないかなと。

ーー大谷さんにとって本作が映画初主演というのが驚きでした。

大谷:スクリーンに映るというのはテレビとはまた違う、俳優としての格別の喜びがあります。それに初主演という以前に、これが日本でのスクリーンデビューなんです。だから主演した喜び以上に、スクリーンデビューした喜びが大きいです。しかも、主人公がしっかり立っていなければ成り立たないような作品だったので、やりがいもあり、同時にプレッシャーもありました。

「富男は“鉄の男”」

ーー富男は表向きは居酒屋、裏は闇金稼業というかなり特異なキャラクターです。役作りでの意識や、何か準備したことはありますか?

大谷:監督が「鉄の男、鉄の男」だとおっしゃっていたのですが、銭形はとにかく“動じない男”なんですよね。銭形は下の名前が富男なんですけど、演じる自分が名前を「鉄男」だと勘違いしてしまうくらい、キャラクターの中に一本の太い幹を持っていないといけないなと考えていましたし、そのような立ち位置でいなければいけないなと思っていました。「感情を出さないし、見せてはいけない男なんだ」と自分に言い聞かせて、言動や所作以上に動じない存在感というものを常に意識しました。

ーー富男の「嘘をつくとき男は目を逸らす。女は目を合わせてくる」というセリフが魅力的でした。

大谷:本当は僕自身は逆だと思っているんですよ。僕はむしろ、男は逸らさないなと思いました。でも、金貸しの世界ではそういうのがあるんでしょうね。

ーー闇金についてはどう思いますか?

大谷:僕は全く別世界のことだと思っていますね……。

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