お蝶夫人、島耕作、あぶない刑事…『スーパーサラリーマン左江内氏』はパロディ応酬で最終話へ

 そして、毎話違った職業で登場していた謎のフリーター米倉(佐藤二朗)が今週は大きな謎を残していた。「私たちは初対面ではないんですよ」、毎回初対面のはずであった英雄にそう告げる米倉。そして、米倉と喋り終えた英雄は「あれ? ここに誰かいたよな……? 誰かと話したような気がしたけど」とまるでスーパーマンの忘却光線を浴びたあとのような展開に。前回、エリア毎にスーパーマンが存在することが明らかになったことを考えると、米倉が何者であるのかが見えてくる。最終回のあらすじ(http://www.ntv.co.jp/saenai/story/10.html)と予告動画では、スーパーヒーローを放棄した英雄の係長という座、そして左江内家の夫というポジションを、米倉が奪っていく物語となる。物語の最後の鍵を握るのは米倉のようだ。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■番組情報
『スーパーサラリーマン左江内氏』
毎週土曜日よる9時00分〜
製作著作:日本テレビ
公式サイト:http://www.ntv.co.jp/saenai/

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