ギャヴィン・オコナー監督が語る、『ザ・コンサルタント』の挑戦 「ジャンルに縛られたくなかった」

ギャヴィン・オコナー監督が語る、『ザ・コンサルタント』の挑戦 「ジャンルに縛られたくなかった」

「常にユニークでオリジナル、パーソナルなものを目指している」

20170127-TheAccountant-sub1.jpg撮影時のギャヴィン・オコナー監督とベン・アフレック

ーー今回のように別の脚本家が書いた脚本を監督する場合と、自分で書いた脚本を監督する場合とで、作品の取り組み方に違いが生じることはありますか?

オコナー:いい質問だね。確かに変わってくる部分はあると思うよ。自分で脚本を書くときは、まるでビルを建てるかのようなゼロからの取り組みになる。だから、脚本を書きながらどう演出していくか、頭の中で監督としてのビジョンも常に持つことになるんだ。一方、他の脚本家が書いたものを監督する場合は、既に建てられたビルをトップダウン方式でよじ登る感じだね。だから、他の脚本家が書いたものを監督するときのほうが、より多くの発見があると言える。すべてが新鮮で、オリジナルな経験だからね。それに、初めて会うような他の誰かと、お互いの感性をシェアしながらコラボレーションをすることができるのは、とても素晴らしいと思う。もちろん、自分で書いた脚本を監督するときのほうがより自由で、フィルムメイカーらしくはあるけどね。

ーー幅広いジャンルの作品を手がけていますが、作品やテーマ選びの基準はあるのでしょうか?

オコナー:自分で脚本を書くときは、常にユニークでオリジナル、パーソナルなものを目指しているんだ。あとはやっぱり自分が好きなことが重要だね。自分の心を掴むような、興味深くて面白そうなものに惹かれるというのが一番かな。そこで重要になってくるのが、キャラクターなんだよね。そのキャラクターが自分の人生にどう関係してくるか、そういうことを考えながら作品を選んでいるよ。

ーー今後はアメコミ映画『グリーン・ホーネット』のリブート版の監督を務めるそうですね。

オコナー:『グリーン・ホーネット』は僕が子供の頃から大好なスーパーヒーローだったから、ずっとやりたいと思っていたんだ。以前作られた『グリーン・ホーネット』はコメディ色が強くてガッカリだった。2月から脚本を書き始めるんだけど、僕自身もすごく興奮しているよ。いまの世界情勢を反映したスーパーヒーロー映画になると思うから、ぜひ楽しみにしていてほしい。

(取材・文=宮川翔)

■公開情報
『ザ・コンサルタント』
丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国公開中
監督:ギャヴィン・オコナー
出演:ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、J.K.シモンズ、ジョン・バーンサル、ジーン・スマート、シンシア・アダイ=ロビンソン、ジェフリー・タンバー、ジョン・リスゴー
配給:ワーナー・ブラザース映画
(c)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
公式サイト:http://consultant-movie.jp

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