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松岡茉優、水原希子、波瑠……相次ぐ人気女優のアニメ声優への挑戦

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 松岡茉優が、7月16日に公開される『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ』で声優を務めることが発表され、大きな話題となった。松岡のほかにも、昨今、声優に挑戦する女優が目立っている。例えば、2015年に公開された『バケモノの子』ではヒロイン楓役に広瀬すず、現在公開中の『ズートピア』では主人公ジュディ・ホップス役に上戸彩が抜擢されたことは記憶に新しい。

 女優が声優を務めることに対して世間からは賛否両論、様々な意見が飛び交っている。「アニメ吹き替えは声優にやって欲しい」「何でもかんでも声優に女優を使わないで欲しい」などと言った厳しい意見も目立つ一方で、「女優で演技自体が上手い人は声優もうまい」「声があっていれば女優でもよい」「好きな女優が声優をしているから見に行きたい」などという好意的な意見も少なくない。

 2012年に公開された『おおかみこどもの雨と雪』、2015年に公開された『バケモノの子』などで声優を担当した宮崎あおいは、「違和感がない」「女優業声優業ともにすばらしい」などと賞賛されており、メガホンを取った細田監督も「宮崎さんは、女性が演じることの艶っぽさを出しつつ、きちんと少年の声に聞こえる。それは少年風に演じようとする技術ではなく、彼女の魂がそうさせているんです。想像以上のはまり具合に感動しました」(引用:オリコンスタイル/細田守監督『バケモノの子』に豪華声優陣 役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋)と褒め称えるほど。また、2015年に公開された『インサイド・ヘッド』の竹内結子や、2012年に公開された『マジック・ツリーハウス』の北川景子らも絶賛されている。

 もっとも、製作側が女優を声優に起用するのは、その宣伝効果を狙ってのことだろう。彼女たちは声の専門家ではないものの、有名で人気の高い女優が声優に挑戦するとなれば、話題となりやすいのは事実だ。2015年に公開され大ヒットしたアニメ『ミニオンズ』の宣伝部パブリシティ室長・松尾亘氏は、声優のキャスティングは巧さだけではなく、どの層に人気のあるタレントなのかもリサーチしたうえで決定しているという。(参考:『ミニオンズ』興収40億円突破も視野に ロングヒットの背景と戦略を宣伝担当者に聞く)映画をヒットさせることを考えれば、その判断は正しいのかもしれない。

 実際、好きな女優が声優をするとなれば、その仕上がりが気になるのは、ファン心理としては当然のことだろう。たとえば先述した松岡茉優。今回の『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧のマギアナ』は、松岡にとって初のアニメ声優だ。彼女が演じるのは、アゾット王国の王女キミア。じっとしていることが大嫌いで、活発な女の子という役どころである。松岡は最近、フェイクドキュメンタリードラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』(テレビ東京)で主演を務め、その瞬発力の高さで数々のアクシデントに対して絶妙なリアクションを見せていた。また、同ドラマでは実際に松岡自身が大ファンだというモーニング娘。’16に加入するという企画のため、熱心にダンスレッスンを重ね、メンバーの一員として見事にコンサートをやり遂げた。持ち前の粘り強さと真っ直ぐな性格、そしてリアクションの巧さは、今回の声優業でも活かされるのではないだろうか。

      

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