Hey! Say! JUMP中島裕翔 × ジャニーズWEST桐山照史、東西の“若手演技班”コラボは吉と出るか?

 テレビ番組が改編期となり、次々と新しい番組が始まっている。遠藤憲一、瀬戸康史、山内圭哉、山本美月などの人気俳優が出演することから、注目が集まっている『HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』(フジテレビ系)も、7月スタートのテレビドラマの一つだ。そして主演を務めるのは、Hey! Say! JUMPの中島裕翔で、ジャニーズWESTの桐山照史も中島の同期役として出演することが決定している。これまであまり絡みのなかった2人だが、初共演作となる『HOPE~期待ゼロの新入社員~』で、2人はどのような関係性を築いていくのだろうか。

 中島は、2004年にジャニーズ事務所に入所した22歳。『半沢直樹』(TBS系)をはじめ、『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)、『水球ヤンキース』(フジテレビ系)、『デート〜恋とはどんなものかしら〜』(フジテレビ系)などに出演し、2016年1月クールの『刑事バレリーノ』(日本テレビ系)では主演を務めた。演じる役も、爽やかで真面目な好青年役、熱血な役、ユーモア溢れる役、少し影のある役など幅広く、その演技力は高い評価を得ている。初主演を果たした映画『ピンクとグレー』では、共演した菅田将暉が「役者としての意気込みに同じものを感じた」と認めるほどで、演技と真摯に向き合っていることが伺える。

 そんな中島の演技は、スタッフ内でも評判が良いらしい。実際、『デート~恋とはどんなものかしら~』の演出をした武内英樹氏は「思考がやわらかいし、指摘されたことはすぐ吸収する謙虚さと素直さがある。あの潤んだ瞳で『いまのどうですか?』と聞かれると、こっちも親身になります(笑)。でも、そういうタイプが伸びると思う。今まで観てきた役者の中でも際立った将来性を感じます。5年後が楽しみ」(出典:オリコンスタイル/月9『デート』 杏・長谷川博己と対等に渡り合う中島裕翔の魅力)と、評している。先クールにつづいて、再び主演を務める中島。まだまだ若く、伸びしろがある彼は、『HOPE~期待ゼロの新入社員~』のでさらに成長した姿を見せてくれるに違いない。

 中島の同期・人見将吾役として抜擢されたのは、ジャニーズWESTの桐山照史。2002年にジャニーズに入所した26歳である。2014年にジャニースWESTとしてデビューしてから日は浅いが、芸歴が長いため『ごくせん 第3シリーズ』(日本テレビ系)、『真夜中のパン屋さん』(NHK BSプレミアム)、『連続テレビ小説 あさが来た』(NHK系)など多くの作品に出演してきた。そんな桐山は、人懐こいキャラクターを演じることに定評がある。今世紀の朝ドラ視聴率最高記録を樹立した『あさが来た』でも、白岡家の三男で人懐こい性格の白岡榮三郎役を好演。評判を呼んでいた。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「国内ドラマシーン分析」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる