福士蒼汰 × 土屋太鳳、“男女バディ”としての相性は? 本日21時『お迎えデス。』の役回りを読む

 福士蒼汰が主演を務め、土屋太鳳が相手役となるドラマ『お迎えデス。』(日本テレビ系列)が、本日21時より放送される。同作は、人気少女漫画家田中メカの『お迎えです。』を実写ドラマ化したもので、幽霊を見るだけでなく自身に憑依させる能力を持つ大学生の堤円(福士蒼汰)が、先輩の阿熊幸(土屋太鳳)にしごかれながら、“死者を成仏させるアルバイト”に精を出すラブコメディだ。

 ともにNHK連続テレビ小説でブレイクした背景を持つふたりの共演は、どんなところが見どころとなるのか。ドラマ評論家の成馬零一氏に話を聞いた。

「福士蒼汰は、もともとクールな二枚目キャラでしたが、大きく注目を集めるきっかけとなった『あまちゃん』での種市浩一役をきっかけに、“真面目すぎていじられる”キャラがハマるようになりました。端正な顔立ちながらちょっと鈍感で、コメディではツッコミよりもボケのタイプです。ひとつのことに熱中すると、周りが見えなくなってしまうというか。今回の役どころである感情希薄な理系オタクは、まさにピッタリの配役といえるでしょう。また、脚本を担当する尾崎将也氏は、『結婚できない男』などを手がけてきた人気脚本家で、とくに鈍感な男の滑稽さをコミカルに描くことに長けています。『お迎えデス。』はティーン向けの作品なので、その枠の中でどんな風に福士を動かしていくのかが楽しみです」

 相手を務める土屋太鳳との相性も悪くないと、同氏は続ける。

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