w-inds.「今、本当に楽しい」 困難を越えて節目に刻んだ25周年の足跡、未来へと繋ぐ“50周年”の約束
25周年は通過点ーー50年目へ向け放つ無限の可能性
「いろいろ苦しいこともあるけど、僕らは乗り越えられた気がして。それは皆さんのおかげなんですけど、今、本当に楽しい。“あの苦しい時間があってよかったな”とも思ってるんですね。みんなももしかしたら、つらい状況にいたり、壁にぶつかったりしてるかもしれない。そんな時間を“Golden Singles”で彩って、あの瞬間があってよかったと思ってもらえるようなライブにしたいと思って、このツアーをやってきました」(慶太)
そんな言葉の後は、2000年代後半の楽曲へ。慶太いわく「自我が芽生えた頃」というこの時期は、音楽性を大きく広げたw-inds.の変革期。特に先鋭的なエレクトロサウンドを取り入れた「New World」は強烈で、そのインパクトはこの日のライブでも存分に発揮されていた。間奏パートにおける涼平のブレイクダンスも最高だ。
そして「Feel The Fate」からライブはクライマックスへ。初めてオリコンランキング1位を獲得した「Another Days」を経て、本編ラストはデビュー曲「Forever Memories」。当時と同じトラックを使い、40代になった二人が〈色あせることもないまま 永遠を生きるよ〉と歌う場面は、今回のツアーの最大のハイライトだった。
アンコールの1曲目は、昨年リリースされた「Who’s the Liar」。リアルサウンドのインタビューで慶太は「マスタリングまで全部自分でやったんですけど、低音のワイドさと奥行きは、J-POPではちょっと聴いたことがない、世界レベルのトラックだと思っているんです」(※1)と胸を張っていたが、ライブで体感することで、その言葉の意味を改めて実感することができた。
最後は「Beautiful Now」。コロナ禍により活動ができなくなり、2人体制になってから最初のシングルだ。「“辛い時期を越えれば、きっとみんなに会える日が来る”と自分たちに言い聞かせるように作った曲ですが、今聴き返すと、この曲で新たな一歩を踏み出せたなと思います」という慶太の言葉、そして、エモーショナルな旋律とともに奏でられた〈Right now 光射す方へ〉というフレーズは間違いなく、観客一人ひとりの心に刻まれたはずだ。
ライブの中で「50周年を目指します!」と宣言したw-inds.。ダンスボーカルグループとして25周年を迎えたことは間違いなく大きな達成だが、彼らにとってはまだまだ通過点。そのことを明確に感じられたことが、今回のツアーの一番の収穫だったと思う。
※1:https://realsound.jp/2025/03/post-1966038.html
■セットリスト
『w-inds. 25th Anniversary Best Single LIVE TOUR 2026 “GOLDEN SINGLES”』
8月26日@東京・SGC HALL ARIAKE
M01.十六夜の月
M02.Long Road
M03.NEW PARADISE
M04.変わりゆく空
M05.Love is message
M06.Pieces
M07.キレイだ
M08.SUPER LOVER ~I need you tonight〜
M09.Paradox
M10.Because of you
M11.アメあと
M12.TRIAL
M13.約束のカケラ
M14.ハナムケ
M15.CAN’T GET BACK
M16.Addicted to love
M17.New World
M18.Feel The Fate
M19.try your emotion
M20.Another Days
M21.Forever Memories
EN01.Who’s the Liar
EN02.Beautiful Now