稲垣吾郎がEXILE AKIRAと11年ぶりの再会 坂道グループも着用、“ジャージ”が生んだ『紅白』秘話
稲垣吾郎は「うれしいな。ドラマで共演して以来、久々です」と声を弾ませた。その言葉を向けられたのは、EXILE AKIRAだった。ふたりは2015年、AKIRA主演のドラマ『HEAT』(カンテレ/フジテレビ系)で共演。それから実に11年ぶりの再会となったのが、稲垣が架空のレコードショップの店長として出演する生放送ラジオ番組『THE TRAD』(TOKYO FM)の5月25日放送回だった。
🎵TODAY’S MUSIC RECOMMEND
EXILE AKIRAさんセレクト❗️
平成青春ソング特集❗️
(@EXILE_AKIRA_LDH / @EXILE_Staff)OnAir List 🎶
M1:青春 / THE HIGH-LOWS
M2:SCREAM / GLAY×EXILE
M3:Brotherhood / B’z📻https://t.co/jNZAklZ9L4#THETRAD #稲垣吾郎 #山本里菜 #TOKYOFM pic.twitter.com/LPyAaoBMnZ
— THE TRAD (@THETRAD_TFM) May 25, 2026
久しぶりに稲垣と顔を合わせたAKIRAは「めちゃくちゃうれしいです。ありがとうございます」と喜びを露わにし、「当時、稲垣さんと僕が交わることがなかった時代なんですよね」と、“平成”の芸能界にあった距離感を振り返る。しかし、「すごくやさしくしてくれて、ずっと引っ張ってくれて。今日、この場を借りてお礼を言いたかったです」とあらためて感謝を伝えた。
『HEAT』は、不動産会社で都市開発を手掛けるエリートビジネスマンのタツヤ(AKIRA)が、街を買収するために素性を隠して地元の消防団に入団。そこで出会った消防団員たちとぶつかるうちに、“自分の利益第一”の信念が徐々に変化し、“人を守る喜び”を知っていく物語だ。
稲垣が演じたのは、タツヤが勤務する不動産会社の社長・日比野。辣腕社長の日比野は、タツヤから提出されたプランをときに目の前で破り捨てることもある、冷酷な経営者というキャラクターだった。しかし、役柄とは異なり制作発表会見では、ユーモラスなトークで会場を沸かせていた稲垣。主人公が本来の自分を隠して消防団に入団することにちなみ、もし同様に「変身するなら?」という質問に、稲垣が「25年くらいSMAPというグループにいるので、EXILEに入りたいです」と発言。EXILEといえば、フィジカルの強さが大きな魅力だと語りながら、稲垣は「僕、上半身脱ぐのがNGなんですが、大丈夫ですか?」と、彼ならではのトークで笑いを誘っていた。
そんな稲垣が、実際に“EXILE仕様”になっていたことがこの日判明する。「この『24karats』(LDHが運営するストリートブランド)のセットアップのジャージをプレゼントしてくださったことも何度もあって」と、当時共演者にEXILEが「24karats」のジャージを贈っていたのだと切り出す。「当時、『紅白』(『NHK紅白歌合戦』/NHK総合)のリハーサルでみんな着てたからね。坂道系(坂道グループ)の子たちも!」と多くの芸能人がそのジャージを着用していたと明かした。
「すみません、押し付けて。今思うと結構アレですね(笑)」と笑うAKIRA。しかし、それだけでは終わらない。「鼓舞されるんですよ。僕、いまだにちゃんと着て、ジムでトレーニングしたりとか。(『24karats』を)背中に背負って!」と今も愛用していることを明かす。「稲垣吾郎、めちゃくちゃ似合ってないけど!」と締めるところもまた、稲垣の確固たるパーソナルイメージがあるからこそ引き出される笑いだ。
この日は、平成ブームにちなんで、“平成青春ソング”が特集された。AKIRAが上京したてでダンスに明け暮れていた時期に支えられたTHE HIGH-LOWS「青春」、表現者としての覚悟を決めるきっかけとなったGLAY×EXILE「SCREAM」、東日本大震災後に勇気をもらったB'z「Brotherhood」……と、AKIRAがセレクトした平成ソングもやはり色褪せない。
直近でもミーム化してリバイバルヒットとなったサカナクション「夜の踊り子」のように、SNSを中心に平成カルチャーの再流行が加速。若者には新鮮に、そして当時を知る世代には懐かしくも誇らしい気持ちが広がっているのだ。手を伸ばせば、かつての時代を賑わせた表現に手が届く。そんな令和において、稲垣は新たな存在感を築き上げているようにも思える。
AKIRAが「なんかめっちゃ変わんないですね」と開口一番に語っていたように、稲垣もまた、その年齢の重ね方そのものがSNSでたびたび注目を集めている。あらゆるものが凄まじい速度で更新されていくなかで、稲垣は“時の番人”のように変わらぬ魅力であり続ける、平成と令和を接続する存在になりつつあるのかもしれない。そんなファンタジックな印象すら成り立つのが稲垣吾郎という人物の面白さ。今後も稲垣を軸に時代を行き来するトークをもっと楽しみたい、そんな期待が膨らむ回となった。
※1:https://eiga.com/news/20150625/9/