Da-iCEが証明した表現者としての矜持 ファンとの絆を再確認し、悲願のドームへーー『TERMiNaL』有明公演レポ

Da-iCE『TERMiNaL』有明公演レポート

工藤大輝が語るファンとの絆、ファンとともに紡ぐDa-iCEの歩み

 そして花村が「今の『CITRUS』も含めて大切な曲がたくさんあるんですけど、そんななかでインディーズの頃に出した曲で、今となっては形を変えて皆さんの心に届くんじゃないかという想いを込めて、5人全員で届けたいと思います」と前置きし、「せつなくて」を5人で披露。歌い終わると、「大輝くんの歌い出しの歌詞がこの15年を象徴してるみたいに聴こえてくる」「十何年前に作って歌い続けられてるってことがほんまに幸せなこと」「本当にあの時作ってくれてありがとう」と、大切に歌い繋いできた楽曲をしみじみと噛みしめた。

Da-iCE(撮影=Hiroe Yamauchi)

 「Tasty Beating Sound」では、スクリーンになっている花道とセンターステージの床にリズムゲームのようにノーツが流れ、メンバーが足で踏んでいくという楽しい仕掛けも。曲中の五・七・五のリズムのクラップにちなんで川柳を読む担当は、本公演では工藤に決定。「有明の・声を聞かせろ・ありったけ」と見事な川柳で会場をさらに盛り上げた。

 また、公演を締めくくる挨拶も工藤が担当となり「昔頑張ってる時とかLAで修行してる時とか、映像に残ってないの悔しいなと思うことがめっちゃあります。それはそういうコンテンツが今は主流だから。そういう風にファンダムを増やしてるグループがたくさんある中で、僕らはどうやってさらに大きくなっていけばいいのか常に試行錯誤してるところでして。僕的には創っていくもので表現していくしかないなと思ってますし、あとは来てくれた皆さんが『Da-iCEめっちゃ面白かったよ』『いい曲だよ』って言ってくれて、じわじわと広がっていくのが僕ら的には1番しっくりくる広がり方なのかなって最近すごく考えています」と、ファンとの絆を再確認するように展望を語った。

 そして最終公演のライブ終了後、Da-iCE初となる悲願のドームツアー開催がサプライズ発表された。ツアータイトルは『Da-iCE DAY DOME PHASE 2027』、2027年2月4日に東京ドーム、同年2月13日・14日に京セラドーム大阪にて開催される。

 観客をパフォーマンスで圧倒するような楽曲から、ともにタオルを回して楽しむ楽曲まで、まさにサイコロのようなさまざまな面を余すことなく感じられた今回のツアー。次はどんな楽曲で楽しませてくれるのか、引き続きDa-iCEの活躍に期待したい。

Da-iCE(撮影=Hiroe Yamauchi)

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