大森元貴、佐久間大介、松田元太ら2025年躍進アーティストの共通点 各社CMからオファー殺到のイメージとキャラクター
12月2日、ニホンモニターによる『2025タレントCM起用社数ランキング』が発表された(※1)。昨年から起用本数が増えた躍進タレントとして、佐久間大介(Snow Man)、松田元太(Travis Japan)、大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)などがピックアップされている。
佐久間大介は、今年のCM起用社数が昨年の3社から10社へと大幅に増加。親しみやすく明るいキャラクターに加え、国民的グループ“Snow Man”のメンバーとしてのアイドル業、映画やバラエティまで幅広いフィールドで活躍するマルチぶりが、企業からの信頼を集めているのだろう。特に今年は、テレビアニメ『キミとアイドルプリキュア♪』(ABCテレビ/テレビ朝日系)での声優としての出演や、映画『ナイトフラワー』への出演など、俳優としての期待値も高まった一年だった。バラエティ番組でも安定感のある立ち回りを見せているほか、来年3月には初の主演映画『スペシャルズ』の公開も控えている。CM出演はカルビー、健栄製薬、プーマジャパンなど多岐にわたり、その活躍の場はますます広がっている。
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松田元太はUHA味覚糖「忍者めし」やP&Gジャパン「h&s」といったCMに出演し、昨年の2社から今年は6社へと起用本数を伸ばした。Travis Japanとしての活動はもちろん、ソロでもバラエティやドラマで存在感を放った一年。バラエティ番組では、独特なキャラクターがお茶の間で大人気に。飾らない魅力は企業にとっても親しみやすく、「多くの人に愛される存在」として信頼を集めていると言えそうだ。今年はドラマ『人事の人見』(フジテレビ系)で初の単独主演を務め、感情豊かな演技で視聴者を魅了した。11月には特別番組『そう言われたら見たことない』(TBS系)で若林正恭(オードリー)とともにバラエティ番組初のMCにも挑戦し、またひとつ新たな扉を開いている。こうした成長ぶりも、CMの増加に繋がっているのだろう。
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大森元貴はキリンビール/ビバレッジやHonda「FREED」といったCMに出演し、今年の起用社数は昨年の2社から5社へと増加。バンドのフロントマンとして世代を問わず圧倒的な知名度を誇り、多くのファンを魅了している姿や、音楽シーンにおける影響力の高さが広告起用にも繋がったと思われる。また、歌唱や演技から感じられる彼のたしかな表現力は、CMとの親和性も高い。バンドは今年デビュー10周年を迎え、ベストアルバムリリースや大規模フェスへの出演、大森個人としては映画『#真相をお話しします』や朝ドラ『あんぱん』への出演など、話題に事欠かない一年だった。こうした大きな盛り上がりを見せたことも、CM出演が相次いだ理由のひとつだろう。
CMランキングには、エンタメシーンにおいての勢いが映し出されているように思う。三者三様の活躍があり、知名度がより一層高まったこともさることながら、共通するのは親しみやすく、お茶の間に楽しさと安心をもたらすキャラクターだろう。ジャンルを超えて活躍の場を広げる3人の、来年以降のさらなる飛躍にも期待したい。
※1 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000027092.html


























