アソビシステムの新アイドルグループ・log you、デビュー公演直後に掲げる夢「ワールドツアーをやりたい」
アソビシステム発のアイドルグループ・log you(ログユー)が11月15日にデビューした。log youは、これまでに芸能活動を経験したメンバーが集いアイドル活動を行う「PEAK SPOT」プロジェクトの第3弾グループとして発足。グループ名には、「あなた(you)との毎日を記録(log)する」、「みんなと一緒に歩んでいく」という想いが込められている。
この日、PEAK SPOT初主催イベント『PEAK SPOT JOIN Vol.1』内でデビュー公演を行い、先輩グループであるfav meとToi Toi Toi、そして満員のファンに見守られながら記念すべき時間を過ごし、終演後に行われた取材会でデビューへの思いを明かした。
合同取材会には、先輩グループよりfav meの阿部かれん、Toi Toi Toiの谷屋杏香、そしてlog youのメンバー全員(久保怜音、小浜菜摘、福本れみ、竹内月音、山下うみ、松本玲奈、井出叶、月代来実)が出席。取材陣から初公演の感想について問われると、率直な思いを明かした。
log youの月代は「初めてのライブをさせていただいたんですが、PEAK SPOTの一員になれた実感が湧いたし、ファンの皆さんも温かく見守ってくれて嬉しい気持ちになりました。これからもlog you全員で頑張っていくのでよろしくお願いします」と力強く答え、メンバーも頷いた。
先立って11月14日に配信されたデビュー曲「Beyond the Dream」の聴きどころについて問われると「私たちの思いや、夢を目指す決意が込められた楽曲になっていて、1番は個人のストーリーで、2番では仲間を見つけて一緒に夢を叶えよう! というストーリーになっているので、2番からは2人で踊ったり円陣を組んだりしています。ストーリー性を感じながらパフォーマンスを見てくださると嬉しいです」と福本が緊張した様子で回答。

log youの今後の目標について久保は「見てくれる方の心に記録していけるようなグループになりたいのと、スタッフさんには確認していないんですが……(笑)、ワールドツアーをやりたいと思っています。過去に韓国で活動していたれみちゃんもいるので、日本の方はもちろん、たくさんの方に愛されるグループになりたいなと思っています!」と、大きな目標を掲げた。
fav meの阿部は「私たちは、PEAK SPOTの第1弾グループとして半年前にデビューしたばかりなんですが、まさか妹ちゃんグループがふたつもできるとは思っていなくて」とプロジェクトのスピード感に驚きつつ、後輩へのアドバイスを求められると「PEAK SPOTというプロジェクトは元々芸能活動をしていた女の子たちが集まっていて、皆さん色々な経験を積んでいると思うので、アドバイスをする必要はないんですけど……、ケータリングはじゃんけんしたほうがいいです! 食べ物は恨みが残るので(笑)」と力強く回答。思わぬアドバイスに会場は笑いに包まれた。
Toi Toi Toiの谷屋は「私たちがデビューのときにワクワクと同時にたくさんの不安があったので、今日は緊張したんじゃないかな? log youの皆さんは、初々しさもありつつ堂々としていて驚きました!」と賞賛。さらに「PEAK SPOTの“PEAK”にもなっている“ポジティブ”が大事になってくるなと思っていて。私たちも6人いると、ときにネガティブになったりするんですが、最終的にみんなで前に進んでいけるようにってしているので」とメンタル面でのアドバイスを語った。
取材陣より「昨晩は眠れましたか?」と質問が。メンバーが一斉にあるひとりを見つめる。「一睡もできませんでした(笑)」と松本は少し照れた様子。「Beyond the Dream」が配信され、多くのファンに自分たちの楽曲を届けられることについて久保は「いよいよ『始まるんだ』というワクワクの気持ちと緊張がありました。でも、今日ステージに立ったらファンの方々がネームボードやペンライトを持ってくれていて、『私たちはひとりじゃない!』という気持ちになれました。これから一緒に歩んでいけたらなと思います」とメンバーに手を添えながら回答した。

log youの活動を通し、自身の成長したと感じる点についての質問には、竹内が「前のグループを3月に卒業して、5月からPEAK SPOTのレッスンを受けさせていただいたんですが、ダンスが苦手なまま練習に参加して。ダンスが得意なれみちゃんにたくさん教えてもらったので、前よりも踊れるようになったかなと思います」と福本に微笑みかけながら回答。以前活動していたグループが大人数だった井出は「協調性を大事だと思っていて、自分はそこが成長できたと思っています」と笑顔で答える小浜は「歌とダンスに苦手意識があって『怖いな』って気持ちもあったんですが、練習期間から今日まで先生やメンバーのみんなに分からないところを聞いたり、メンバーと支え合いだったり、自分の気持ちを吐き出せるようになったかなと思います」と回答。山下は「前のグループではロック系のアイドルだったので、練習期間で“かわいい”を習得して新しい一面を見せれるようになれたと思います」と述べた。松本は「5年前にアイドルをしていたときは18歳だったので、物理的におっきくなったかなと思います!」と元気に答え、会場が笑い声に包まれた。
この間、“先輩”である阿部と谷屋が、log youのメンバーを見つめながら優しく微笑んでいたのも印象深い。
この日、12月21日に『PEAK SPOT JOIN Vol.2 - Xmas SP』、2026年1月5日には『PEAK SPOT JOIN Vol.3 - 明けましておめでとう SP』の開催も発表された。両イベントには、log youも出演する。
彼女たちがこれからファンとともにどのような日々を記録し、どのような軌跡を辿っていくのか、楽しみでならない。














































