SpeciaL、エンターテイメントに込める“リスペクトと愛情” 『4ever SpeciaL』ゲネプロレポート

『4ever SpeciaL』ゲネプロレポート

 ジュニアユニットのSpeciaLが『SpeciaL LIVE 2025 4ever SpeciaL』を東京グローブ座で開催した。同公演のゲネプロの様子をレポートする。

 白い衣装のSpeciaLが黒いセットに乗って登場する。「STARLIGHT」(少年隊)、「運命Girl」(Kis-My-Ft2)では、4人全員がローラースケートを履いてスピード感のあるパフォーマンスを披露した。

 『Endless SHOCK』の劇中歌としても知られる「SOLITARY」(堂本光一)では全員が黒のジャケット姿で登場。同曲の定番パフォーマンスである、大きく身体を傾けるダンスを披露し、SpeciaLとしてのダンス力の強さを感じるものとなっていた。

 「ペットショップラブモーション」は、4人それぞれが動物に扮してキュートに披露。ピンクの衣装にピッタリの可愛らしいパフォーマンスで魅了した。

 和田優希はギターを弾き語りしながら「指輪」(山下智久)をしっとりと歌い上げる。林蓮音は黒と赤の衣装で「ミステリーヴァージン」(山田涼介)を披露し、敬愛するHey! Say! JUMPへのリスペクトを見せる。中村浩大は「曇りのち、快晴」(大野智)を通して、聴く人を励ますような暖かい歌声で魅了する。松尾龍は「I'm comming」(手越祐也)で、目元を黒い布で隠しセクシーなパフォーマンスを披露。それぞれが持つ先輩へのリスペクトを強く感じるようなものになっていた。

 終盤はゴージャスな和風の衣装で登場すると「祈り」(Kis-My-Ft2)を披露。その衣装のまま和太鼓と共に「Special Order」で迫力のあるパフォーマンスを見せる。最後は、彼らのオリジナル曲である「センセーション」で会場を盛り上げ本編は終了した。

 ローラースケート、タップダンス、和太鼓と、敬愛する先輩グループから受け継いだ“らしさ”が盛りだくさんに詰まった本公演。リスペクトと愛情を感じるとともに、それを高い水準で再現する4人のスキルの高さも感じられるようなものになっていた。

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