櫻坂46 松田里奈こそ“キャプテン”のあるべき姿だーー仲間とBuddiesを照らす信頼と挑戦のリーダーシップ
また、同期の森田ひかるとはかつて長時間にわたって電話を続け、気づけば翌日まで切らずに繋ぎっぱなしだったというエピソードも。(※2)普段は多くを語らない森田がそこまで心を許して思いを打ち明けられるのは、松田が築いてきた信頼の厚さを物語っている。誰もが自然と彼女に相談できる環境を作り出したことは、松田のリーダーシップの強みであり、櫻坂46に安定感をもたらす要因となっている。
さらに特筆すべきは、グループ外での活躍だ。松田は朝の情報番組『THE TIME,』(TBS系)やラジオ番組『レコメン!』(文化放送)のレギュラーを務め、一般層にも櫻坂46を届ける窓口となっている。今年7月の東京ドーム公演初日に『THE TIME,』に出演していた姿は、キャプテンとしての責任感を視聴者に印象づけたのではないだろうか。朝の帯番組という幅広い層に届く場所での活躍は、グループをアイドルファン以外にも浸透させる大きな効果を持つ。加えて、バラエティ番組でも瞬発力のあるトークや愛嬌を武器に存在感を示し、個人のタレント性を高めることで、櫻坂46全体のブランド向上に貢献している。
明日7月24日(木)5:20〜
TBS「THE TIME,」に#松田里奈 が生出演いたします⏰🌅ぜひご覧ください🌸#thetime_tbs#櫻坂46#Sakurazaka46https://t.co/RCC0WFczTm pic.twitter.com/sqnbgiZnRJ
— 櫻坂46 (@sakurazaka46) July 23, 2025
そして今月、松田自身念願だったという「みやざき大使」に就任した。これはファンに親近感を与えると同時に、櫻坂46の社会的な広がりを示す出来事でもある。個人的な夢が公的な役割として昇華され、それがグループの価値向上に還元されるという好循環は、現代におけるアイドルの理想的なあり方だと言えるだろう。
キャプテンとしての松田はファンとの関係においても、ともに歩む姿勢を貫いている。Buddies(櫻坂46ファンの呼称)への感謝を繰り返し伝えるのもそうだが、『5th TOUR 2025 “Addiction”』の東京ドーム公演で「Buddiesは私たちの誇りです」と力強く宣言する姿はとても頼もしかった。
京セラドーム大阪公演は、松田がキャプテンとして歩んできた日々の集大成を見せる場になる。昨年も東京ドームで示した“通過点”という意識はそのままに、櫻坂46がさらに先へと進むための新たなスタートラインとなるだろう。グループを照らす明るさ、世間へ向けた発信力、そして尽きることのない向上心。松田里奈は、誰もが見習うべき“キャプテンのあるべき姿”を体現している。
※1:https://sakurazaka46.com/s/s46/diary/detail/56413
※2:https://www.famitsu.com/article/202410/21421

























