ももいろクローバーZが横浜で“バカ騒ぎ” Mrs. GREEN APPLE、日向坂46……ハマスタが刻むライブの数々
本日8月3日、ももいろクローバーZによる『ハマの夜祭り番長襲名記念 ももクロ夏のバカ騒ぎ2025 in 横浜スタジアム』の2日目公演が行われる。
8月2日、3日の2日間にわたって開催される本公演。通称“夏バカ”として知られる『ももクロ夏のバカ騒ぎ』は2012年に初めて行われ、毎回エンターテインメント性の高いライブが繰り広げられてきた。今年は2022年以来3年ぶりの開催に加えて、ももいろクローバーZにとって横浜スタジアムでの開催は今回が初となる。ライブ会場だけでなく、『ドキドキ フマキラーベープランド』と題した外周パークイベントや、JR東日本とのコラボキャンペーンなど、横浜一帯を盛り上げるようにしてさまざまな施策が行われているのも本公演の特徴だ。
横浜DeNAベイスターズの本拠地でもある横浜スタジアムは、ももいろクローバーZのほかにも、さまざまなアーティストがライブを行ってきた場所でもある。
Mrs. GREEN APPLEは、2024年7月に日本のバンド史上最年少でスタジアムツアー『ゼンジン未到とヴェルトラウム~銘銘編~』を開催。ノエビアスタジアム神戸と横浜スタジアムにて行われ、4日間で約15万人を動員した。『ゼンジン未到』と題したライブは、2014年から行ってきたものであり、バンドの歴史と、現在の彼らの勢いの凄まじさを感じさせるツアーだったと思う。
日向坂46は、デビュー日の3月27日付近にデビュー記念イベント『ひな誕祭』を毎年開催している。2023年より、同イベントの舞台となっているのが横浜スタジアムだ。今年は4月5日、6日に『6回目のひな誕祭』を開催。3年連続で横浜スタジアムに立った彼女たちだが、今年は1日目に佐々木美玲、2日目に佐々木久美の卒業セレモニーが行われ、笑顔と涙が入り混じる2日間となった。これから未来を紡いでいく現メンバーたちの覚悟も滲んだ本公演。今後も『ひな誕祭』は、ファンとメンバー、双方にとって大切な日であり続けることだろう。
今年デビュー10周年を迎えたマカロニえんぴつは、6月14日、15日と2日間にわたって初のスタジアムワンマンライブ『マカロニえんぴつ 10th Anniversary Live 「still al dente in YOKOHAMA STADIUM」』を開催した。神奈川でバンドを結成した彼らにとって、横浜スタジアムでのライブは凱旋公演とも言える。さらに、1日目はインディーズ期、2日目はメジャー期にスポットを当てた異なるセットリストでファンを楽しませた。1日目こそ雨に見舞われたものの、2日目は見事に快晴。10年の歩みとこれからを刻む時間となった。
“横浜スタジアム公演”として忘れてはならないのは、やはりTUBEだろう。スタジアムでのライブを頻繁に行っている彼らだが、中でも1988年からは“ホームグラウンド”として横浜スタジアムでのライブ1988年から継続して行っており、今年も8月23日に『TUBE LIVE AROUND SPECIAL 2025』を開催予定。今回で36度目の横浜スタジアム公演となる。加えて、1985年にデビューしたTUBEにとって、今年はデビュー40周年にあたる。その節目にホームグラウンドで開催される今夏のライブは、より心に刻まれる一夜になるはずだ。
2024年9月には、ポルノグラフィティが彼らの故郷である広島・因島と横浜スタジアムにて『因島・横浜ロマンスポルノ’24 ~解放区~』を開催したことも記憶に新しい。中でも、横浜スタジアム公演が行われたのはメジャーデビュー日の9月8日と、その前日にあたる9月7日。横浜スタジアムに彼らが立つのは5回目と、縁の深い会場でもある。この年からちょうど25年前にリリースされた「アポロ」をはじめ、バンドの歴史を彩ってきた名曲たちが届けられた。
数々の伝説のライブが生まれてきた横浜スタジアムという場所は、数々のアーティストの歴史的な瞬間を見届けてきた会場なのだ。今後もどんなアーティストが横浜の空の下で音を響かせてくれるのか、楽しみだ。

























