LE SSERAFIM「夢の東京ドーム、期待していてください!」 日本4thシングルに懸ける情熱とFEARNOTとの深い絆

LE SSERAFIMが、日本4thシングル『DIFFERENT』の発売記念ショーケースを6月24日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催した。
ショーケース開催当日にリリースされた『DIFFERENT』は、表題曲には日本オリジナルソング「DIFFERENT」、5thミニアルバム『HOT』に収録されている「HOT」のJapanese ver.、そしてNetflixシリーズ『My Melody & Kuromi』の主題歌であり星野源がプロデュースおよび作編曲と作詞を手掛けた「Kawaii (Prod. Gen Hoshino)」の3曲入り。リリース前から注目を集めており、6月9日に公開された「DIFFERENT」のMVは現時点(6月25日現在)で1000万再生を突破。リリース後は、オリコン「デイリーシングルランキング」で初登場1位を獲得した。
まさに“HOT”なLE SSERAFIMのパフォーマンスを待ち焦がれるFEARNOT(ファンの呼称)で、屋外ステージの会場は超満員。客席からは開演前からコールも飛び交うほどの盛り上がりぶりで、外の気温に負けない熱気が渦巻いていた。
大歓声と盛大な拍手に迎えられ、輝く笑顔で登場した5人は、まずタイトル曲の「DIFFERENT」をパフォーマンス。今作でディスコファンクスタイルに初挑戦したという彼女たちは、グルーヴィーなビートに合わせて、軽やかな歌声と躍動感に満ちたダンスを届け、会場を盛り上げる。髪の動きや指先まで完璧にコントロールされた完成度の高いパフォーマンスにFEARNOTは熱狂。〈different different different〉とリフレインするキャッチーなサビで一緒に踊り、曲の合間には力強いコールを六本木ヒルズに響かせた。
MCパートでは、「DIFFERENT」についてSAKURAが「日本オリジナル曲を初めてタイトルとして発売することになった曲なので、本当に特別な思いです」と話し、KIM CHAEWONは「キャッチーなメロディが特徴なので、一緒に歌っていただけたら嬉しいですね。さっき、みんなの応援も本当にすごくて、びっくりしました!」とサムズアップのサインを客席に見せた。
さらに、「HOT -Japanese ver.-」については、HONG EUNCHAEが「日本語の歌詞の練習も一生懸命頑張りましたので、注目して聴いてください!」と語る。KAZUHAは「憧れの星野源さんにプロデュースしていただいて、本当に光栄でした。あらためてありがとうございます!」と「Kawaii (Prod. Gen Hoshino)」への思いを伝え、HUH YUNJINは「星野源さんと一緒に私も英語の歌詞に挑戦しました」と嬉しそうな笑顔を見せる。
ここで、FEARNOTからの熱いリクエストにより「Kawaii (Prod. Gen Hoshino)」をパフォーマンスすることに。手拍子に合わせて、ワンフレーズだけアカペラで歌いながら踊ると、「かわいい!」「最高!」と熱い声援が飛び交った。
最後の挨拶では、KIM CHAEWONが「これからも素敵なステージをお届けできるように頑張りますので、たくさんの応援よろしくお願いします」と伝え、SAKURAは「暑いなかこうやって集まってくださって私たちも楽しい時間を過ごせましたし、『オリコンデイリー』1位もFEARNOTのおかげです」とあらためて感謝を伝える。HUH YUNJINは「皆さんと一緒に幸せな時間が過ごせて嬉しいです。東京ドーム、一緒に行きましょう! 大好きー!」と叫ぶ。KAZUHAは「11月の東京ドーム公演も最高のステージを見せられるように頑張りますので、ぜひ期待していてください」と丁寧に挨拶。そしてHONG EUNCHAEは「FEARNOTの皆さんにお会いできて嬉しかったです。夢の東京ドーム、期待していてください!」と意気込みを露わにした。
ショーケースのラストを飾るのは、「HOT -Japanese ver.-」。イントロから凄まじい歓声が沸き起こるなか、5人は最後まで全力のパフォーマンスを届ける。「結末がわからなくても、好きなことのためであれば何もかも燃やして全力を尽くす」というメッセージが込められたこの曲は、日本語の歌詞が新たについたことで、その情熱がよりダイレクトに伝わってくる。彼女たちの情熱に共鳴するように、FEARNOTのボルテージも最高潮まで高まり、大歓声とともにショーケースは幕を下ろした。
MCで話していた通り、11月18日、19日には念願の東京ドーム公演『2025 LE SSERAFIM TOUR 'EASY CRAZY HOT' ENCORE IN TOKYO DOME』を控えるLE SSERAFIM。2022年にデビューして以来、破竹の勢いで飛躍していく彼女たちだが、どこまで大きくなっても決してFEARNOTとの心の距離は離れない。そんな強い絆を感じた熱い夜であった。


























