timelesz 寺西拓人・原嘉孝、“てらはら”コンビの相棒感 切磋琢磨してきた2人ならではの関係性

 timeleszの寺西拓人と原嘉孝が揃って表紙を務める『FINEBOYS』(日之出出版)が6月9日に発売。timelesz加入以前からSTARTO ENTERTAINMENT俳優部で活動してきた同志であり、timeleszという人生のターニングポイントでともに新メンバーに選ばれた“てらはら”コンビの関係性にさらなる注目が集まっている。

 2人の関係性といえば、グループではみんなを見守る兄的存在の寺西だが、原は、『ザテレビジョンCOLORS Vol.60 LIGHT BLUE』(KADOKAWA)ではオーディション『timelesz project』5次審査を終えた際に自分の歌唱力が足りないと原が寺西に相談したところ、「へぇ〜そうなんだ〜」と言われたことを明かしていた。また加入時の会見では「審査前とか寝れない日が続いた時にも、ずっと相談してましたね」と話し、しかしそれに対して「知らないんだけど」(※1)と答えていたりと、原のアツい思いをマイペースに受け入れるような印象もある。

 一方で、オーディション当時はライバルであったにもかかわらず、合宿中に「Anthem」を披露することを聞いていなかった原に対して、寺西が休憩中の5分間で振り入れをしてくれたというエピソードも。さらに、最終合格メンバーが発表された際に寺西は自分の名前が呼ばれても涙はそれほど見せなかったものの、原がメンバーに選ばれた際には涙を流し、喜びをあらわにしていた。

 これについて寺西は、「ジュニアの頃から一緒に仕事をしてきて、で、(互いに)分岐したというか。いろんなグループに入ったり、僕はひとりでやっていったりっていうなかで、またこうして同じとこで交わるっていうのをすごく不思議だなと思っていた」「やっぱり最終的に一緒に夢を掴みたいなという気持ちがずっとあったので……」「もちろん自分のことも考えてましたけど、『原、原、原!』って念じていたら(原の名前が)呼ばれて、気づいたら泣いてました」と当時の心境を明かした。その後2人で飲みに行った際にも、原が寺西に対して「俺たちメンバーだ!」「これから俺たちメンバーだよ!」(※1)と熱く語ったという。

 このような関係性を踏まえると、先述の原の相談を軽く受け流していたエピソードも、ずっと切磋琢磨してきた2人にとって心地よい距離感で精神的に支えてきた、絶妙なバンランスを保っているように感じる。

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