timelesz『タイムレスマン』は全力だから応援したくなる 冠番組で徐々に近くなっていく8人の距離感
佐藤の持ち込み企画である“穴埋めクッキングマン”では、ところどころワードが隠されたレシピを予想して穴埋めしながらハンバーグ作りに挑戦。玉ねぎのみじん切りの工程で松島聡が肉をみじん切りしたり、原嘉孝と猪俣周杜のペアがタネのつなぎに使う材料を全て間違えたりと、ツッコミどころ満載のシーンがたくさん見られたが、なんとか持ち直しハンバーグが無事完成。「料理はあまりしない」と言いながらも実はハンバーグが作れるという菊池のことを橋本が「『勉強してないんだよね』って言いながら点数が良いパターン」と表し、菊池は「俺は学生時代マジでそう」と笑いを取った。
また、5回目の放送にして早くも反省会も。MCにはシソンヌ・長谷川忍が駆けつけ、これまでのロケでスタッフから出た苦情や指摘をもとに指導。あるシーンで原の目に機材の一部が被ってしまったことを反省すると、「もっと怖いヤツ」として挙げられたのが寺西。橋本と立ち位置がずっと被ってしまい、画面にほぼ写っていない状態になってしまっていたのだ。この状況を長谷川は「皆既日食」と喩え、インパクトを与えていた。俳優部として経験を積んでからの加入になった寺西と原の反省に、菊池も思わず「まさか原と寺西ができないとは……」と嘆く場面も見られるなど、オーディション時とは違う印象を視聴者に与えていた。一方で、長谷川のお気に入りメンバーであるという篠塚大輝は、出されたドリンクをすべて飲み切ったところや天気の悪い中でも元気に挨拶をして盛り上げる健気な姿などを絶賛され、「しの(篠塚)は良いよ、ずっと良い」「お前は本当は天使なんじゃないのか?」という言葉にはにかんでいた。
新メンバーが加入して間もなく放送が始まったtimeleszの冠バラエティ。地上波でグループの冠番組を持つのはSexy Zone時代から数えても初めてということで特にオリジナルメンバー3人は気合いの入った姿を見せているが、アットホームな空気の中でだんだんとそれぞれの個性も際立ち始めた。ロケを通して仲が一層深まっている様子が見られるのもファンにとっては嬉しい見どころなのではないだろうか。アイドルとしてのパフォーマンスのみならず、バラエティにも全力で取り組んでいく彼らの奮闘をこれからも楽しみにしたい。