元IZ*ONE YENAがソロで向き合う歌、ライブ、楽曲制作 新たな“挑戦”を続ける理由を語る

IZ*ONEの元メンバーのK-POPアーティスト YENAが、5月10日に開催された『KCON JAPAN 2025』に登場。かわいらしくポップな楽曲から疾走感のあるロックチューンまで、ステージを縦横無尽に使ったYENAらしさ全開のステージで会場を魅了した。
リアルサウンドでは、そんなステージ直前のYENAにインタビュー。取材ルームに入ってきたYENAは、「よろしくお願いします!」と日本語で元気に挨拶し、一気に場の空気を明るくしてくれた。インタビューでは、直近の日本公演や自身の歌声、楽曲制作などについて語ってもらった。(編集部)【インタビュー最後にプレゼント情報あり】
ソロアーティストとして向き合う自身の歌声

ーー今年2月には日本での初コンサート『2025 YENA 1ST CONCERT “四角からはじまる異世界!” 旅行 > in Japan』を開催されましたが、いかがでしたか?
YENA:日本での初めてのソロコンサートだったので、本当にドキドキでした。緊張もしましたし、心配もありましたが、幸い多くの人たちに気に入っていただけたようで、私も感動しました。コンサートでは開催する地域に合わせたカバー曲を披露しているんです。日本公演では、YOASOBIさんの「アイドル」をカバーしました。とっても喜んでいただけて嬉しかったです!
ーー今回「アイドル」を選んだのはなぜですか?
YENA:「アイドル」がオープニング主題歌になっている『【推しの子】』(TOKYO MXほか)は、最近の私のお気に入りのアニメで。YOASOBIさんも大好きなアーティストなので、日本でコンサートをするときにはカバーしたいと思っていました。2023年に「アイドル」のダンスチャレンジ映像をTikTokに投稿したんです。するとYOASOBIさんから“いいね”をいただけて、ファンの方からも「ぜひフルサイズで歌ってほしい!」という声をたくさんもらえたので、今回選びました。
@choiyena.official 밖에서 인싸짓만 하지 말고 방에서 최예나 최애의 아이 같은 것 좀 보고 하세요😎💓 #최예나 #예나 #YENA #KCON #KCONJAPAN2023
ーー「アイドル」のような明るくポップな楽曲だけではなく、ロックからバラードまで、どんなジャンルの楽曲にも似合う歌声がYENAさんの魅力のひとつだと思います。YENAさんご自身は、自分の歌声をどう捉えていますか?
YENA:音域が高いことは、自分の歌声の特徴だと思っています。私はいろいろな音楽に挑戦することが好きなんです。「多くのジャンルを自分の声で楽しみたい」という気持ちが強いので、これからも挑戦し続けたいです。

ーー今後挑戦したい音楽ジャンルはありますか?
YENA:最近、幼い頃に聴いていたY2Kの楽曲を聴き直しているんです。小学生のときに家族と行ったカラオケで歌っていたBrown Eyed Girlsや最近ダンスチャレンジも流行っているORANGE CARAMELとか。昔の歌をたくさん聴きながら、いま再びそのときの気持ちを引き出してみたいと思っているんです。なのでY2KのK-POPのような雰囲気の楽曲を私が歌ったらどんな感じになるのか、試してみたいですね。
ーーYENAさんの個性と融合したY2K楽曲、とても楽しみです。
YENA:「YENAをもっと魅力的に表現できる曲ってどんな曲なんだろう」ということを最近はよく考えています。YENAという人間が人に与えられるエネルギーって何があるんだろう、って。それを考えながら新しい曲を準備していますし、人々に良いエネルギーを与えられるような曲に挑戦したいです。
ーーちなみに自分の歌声って好きですか?
YENA:最近レコーディングが多くて毎日歌っているので、少し飽きてきているところでした(笑)。でも、私は自分の歌声が好きです!
ーーIZ*ONE時代はグループを構成するひとつの歌声でしたが、ソロでは自分ひとりで全てを表現していく必要がありますよね。
YENA:もちろんプレッシャーや心配もありますけど、逆に楽しんでいます。レコーディングもそうですが、楽曲制作やステージングまで全部ひとりでこなさなければということで、責任感も強くなりました。




















