滝沢秀明の巧みな戦略と仲間集めを経てTOBE設立3年目へ 新グループのデビュー、舞台開催……叶え続ける夢

 そして、迎える3年目。現時点で発表されている大きなトピックとしては、先述のCLASS SEVENのデビューが挙げられる。令和7年7月7日という、“7”尽くしのグループにぴったりのデビュー日。まだまだ未知なる可能性を秘めている彼らが、どんな動きを見せてくれるのか注目だ。

 もうひとつ、先日発表されたのが、5月から6月にかけて上演されるIMP.の初主演舞台『IMPACT』だ。舞台の演出・構成は滝沢が手掛け、IMP.の7人に加えてCLASS SEVENより大東、高田憐、近藤大海、横田大雅、中澤漣も出演。さらに、エンディング曲の作詞は北山が務める。TOBEのアーティストたちがさまざまな形で集結する舞台となり、こちらも期待は高まるばかりだ。

 『to HEROes ~TOBE 2nd Super Live~』東京公演時の取材で、滝沢は今後のアーティスト育成について「僕がどうしたいかということよりも、それぞれのアーティストがどうしたいかを全力でサポートする会社のイメージの方が強い」(※4)と話していた。どこまでもアーティストファーストであり、それがファンファーストにも繋がっていく。そんな滝沢の姿勢は、TOBE設立当初から一貫している。これからも所属アーティストたちは、それぞれの夢を掲げて自由に羽ばたいていくことだろう。

 始まりは、1人が描いたエンターテインメントの夢。その強い想いから生まれた場所は、同じように強い想いを抱いた仲間たち、彼らを支える人たちと一緒に、今もなお拡大し続けている。設立3年目に突入するTOBEが今後も大きく成長してくことを願わずにはいられない。彼らに追い風が吹き、それぞれが望む場所へ遠くまで行けるように、と。

※1:https://tobe-official.jp/about
※2:https://realsound.jp/2023/12/post-1524917.html
※3:https://www.chunichi.co.jp/article/826457
※4:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202503070001535.html

CLASS SEVENが語る、先輩たちの背中を見て抱いた未来地図 「夢を追いかけて希望を与える存在に」

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