timelesz新体制発表記者会見、完全レポート “始まりの日”にメンバー8人が語ったこと、そのすべて!

質疑応答を終え、最後に締めの一言を託されたのは菊池。「メディアの皆さんにも見守っていただきながら、我々家族が、新しい形に生まれ変わったtimeleszが絆を深めるために、乾杯をさせていただきたいと思います」。「どうしてもこれがやりたい」と、そうして運び込まれてきたのは、乾杯のドリンクだ。
「襲名式だから盃を交わす」と言う菊池の言葉によって、非常にカラフルなドリンクが注がれたグラスがメンバー8人それぞれのもとにやってくる。菊池は紫、篠塚は白、寺西は水色、橋本はピンク、佐藤は赤、猪俣は黄色、松島は緑、原は黄緑(実際には濃い緑茶のような色)。「この色こそが、それぞれのメンバーカラーです!」と言う菊池の言葉に「ええ!」と驚くメンバーたち。メンバーカラーを身体のなかに取り込むための乾杯を用意していたのだという。
松島:篠塚は、何色にも染まっていない、本当に真っ白な状態なので。これからいろんなことを経て、何色にでも染まれるような人になってほしいなという想いを込めて、白にさせていただきました。
菊池:自分でも染めるし。ファンの皆さまにも染めていただきたいなと。
篠塚:本当に知らなかったので驚きなんですけど。でも、今言われたことをしっかり意識して、自分色を探して頑張ろうと思います。頑張ります!
松島:テラは、冷静さと信頼さですね。やっぱり大人っぽさもありながらも、まわりのメンバーを優しくサポートできる、その人柄を評価して水色にさせていただきました。
寺西:「これ何だろ?」「(ドッキリで)めっちゃ酸っぱいのとか、めっちゃ苦いのかな?」「デビューってこういうことか……」と思ってたらこんなに粋なサプライズで。この色を信頼して、水色という色を与えてくださった皆さんに恥じないように。冷静さ、信頼さ――。“信頼さ”って何(笑)?
松島:信頼できる人(笑)。
寺西:(笑)。いただいた言葉を胸に、これからも頑張っていきたいと思います。
松島:将生は、ピンクです。ピンクって、すごくかわいらしい色。でも、将生は大人っぽい色気も持ってます。そのギャップを持ち合わせているというところで、大人っぽいピンクにもなれれば、かわいらしいピンクにもなれる。そんな人柄をピンクに(表)させていただきました。すごく繊細な部分もあるし、可愛らしい部分もあるし、でも、芯も強い。将生自分で言ってましたけど、アツい男でもあるので、このピンクに染まり切ってほしいなと思います。
菊地:希望を込めてね。(橋本に向けて)どうですか? メンバーカラーを誰よりも心配していたよね。いちばん気にしてたよね。
橋本:いや、まさか自分がピンクになるとは思っていなくて。どっちかというと、水色とか、それこそ暗めの色かなと思ってたんですけど、まさかピンクになると思ってなかったので、これからピンクのものを何か買えたらいいなと思います(笑)。愛着湧きますよね、ピンク色に。頑張ります! ありがとうございます。
松島:周杜は、黄色です。愛嬌ですね。本当に誰からにも愛される人柄と、あと一切負の感情を見せないんです。もうどんなに苦しい環境においてもポジティブマインドで乗り越えられる、その人柄を評価して黄色にさせていただきました。
菊池:どうですか、黄色。
猪俣:この聡くんが言ってくれた通りの人になっていこうかなと思ってます。
松島:かわいい(笑)。
菊池:言われた通りの人になるんだもんな。じゃあ(紹介は)大丈夫ね?
松島:はい。以上になります!
原:なんで? なんでなんで? おいおいおいおーい! あるよー! これ何色ー? 教えてー! 教えてよ!
松島:(笑)。
原:教えてー!
松島:原ちゃんは、黄緑です!
原:(グラスの濁ったドリンクを見つめながら)これ黄緑なの?
松島:僕のメンバーカラーが緑で、ちょっと近しいもの感じると思うんですけど。
原:うん!
松島:やっぱり先ほども言った太陽のような人というところと、親近感ですね。親しみやすいお人柄なので、そういったお人柄がファンの方にも浸透していくといいなと思っています。
原:ありがとうございます。黄緑か、そうか(松島が)緑で、周杜が黄色で、中間だ。ええ、なんか不思議な感じです。
菊池:(原のメンバーカラーを何にするか)僕らも、ちょっと迷ったんです。
松島:迷ったよね。
菊池:濁り山吹色とかにしようか、とか。
原:聞いたことないですから、メンバーカラーにそんな色!
猪俣:(手を叩いて爆笑)
松島:渋みがね(笑)。
菊池:原さん、かっこいいですから!
原:いや、まあ、そうですね!
菊池:渋さのあるお色を探してたんですけども、でも、かっこいいからこそ黄緑でね。爽やかなそういう部分も見せていただきたいと。
原:なるほど。なるほどね! 黄色は太陽、緑は森林とか。明るく照らすじゃないですけど、光合成みたいな!
菊池:はい、ちょっと喋りすぎでーす。
原:黄緑、誇りを持っていきたいと思います!
そしていよいよ乾杯へ。アイドル人生で最初で最後の色を自らに流し込む、その音頭を取ったのは佐藤。「これから8人で、楽しく、一生一緒にいましょう。家族なので! それではいきますよ。かんぱーい!」。
全員笑顔で飲み干していたのだが、ひとりだけ顔をしかめたのは原。開口いちばんに「苦ーい!!!」。「なんでなんで?」「苦い苦い苦い!!」「ちょっと待って、苦いよ!」と、のたうちまわる原の声をBGMに、「おいしかった〜」(佐藤)、「深い味わいでね」(松島)、「これからこの色とともに生きていくという」(菊池)とメンバーたちは感慨深げ。ひとり様子のおかしい原に不思議な表情を浮かべている。「爽やかじゃないじゃないですか、味が!」「俺だけすっごく苦いんすよ!」「渋みを消して爽やかな黄緑にしたんでしょ?」と声をあげていたが、菊池曰く「手違い」によって、原だけ特殊なドリンクが用意されていたそう。なお、ほかの7人のドリンクはシロップでそれぞれのメンバーカラーが作られていたという。

最後、この会見、そして『timelesz project』を締めくくったのは菊池の言葉だった。「本日は皆さま、短い時間ではございましたけれども、本当にありがとうございました。8人でこのプロジェクトが大成功だったと笑っていただけるように、精一杯楽しみながら一歩ずつ歩んでいきたいと思います。『一歩ずつ』とは申しましたが、とにかく爆速で突っ走っていきたいと思いますので、どうかご声援のほどよろしくお願いします。新体制timeleszでした。ありがとうございました」――大きな拍手で8人はステージをあとにした。
新しい形で、新しいスタートを切った、新しいtimelesz。2月28日には、グループ初の配信楽曲として「Rock this Party」と、プレイリストコンピレーション『Hello! We're timelesz』がリリースされる。2月17日と24日放送『timeleszのQrzone』、2月21日放送『レコメン?』(ともに文化放送)に、メンバー8人全員が登場することが決定した。本当に爆速で道を進んでいくのだ。
timeleszの8人が、かつてともに過ごした仲間たちが、そして『timelesz project -AUDITION-』に参加したすべての候補生がいる場所がいつも輝くことを祈って。ここから始まる彼らの新たなエピソード、そのすべてを見守っていきたい。

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