timelesz新体制発表記者会見、完全レポート “始まりの日”にメンバー8人が語ったこと、そのすべて!

猪俣周杜が考えるtimeleszの家族構成「原くんは従兄弟です!」
――(笑)。先ほど「メンバーは家族」というお話がありましたけど、具体的にはどういった家族構成ですか?
菊池:どうだろうね? でも、親がいるっていうよりは、兄弟な感じはしますけどね。
――8人兄弟?
菊池:8人兄弟の感じはしますね。どう、周杜? どう思う?
猪俣:ええ……。でも……風磨くんはお母さん。
菊池:俺、お母さん?
佐藤:兄弟じゃないんだ(笑)。
猪俣:大輝は、三男。
菊池:三男。
猪俣:テラくんが次男。
寺西:次男?
菊池:次男? おお。
猪俣:将生くんが長男。
橋本:俺が長男?
菊池:将生が長男なんだ。
猪俣:勝利くんがお母さん。
菊池:ああ、お母さんがふたり目!
全員:(笑)。
松島:(お母さんが)ふたりいる!
寺西:家庭はそれぞれだからね。
松島:いろいろあってもいい。
猪俣:で、聡くんが四男。
菊池:ああ、シノより下なんだ。
猪俣:原くんは従兄弟です!
佐藤:従兄弟かあ〜。
全員:(爆笑)
原:(椅子から立ち上がって)なんで遠いんだよ、俺だけ!
松島:家族だよ?
菊池:ああ、でも的を得ているような。
原:なんでワンクッション置くんだよ。
菊池:とても腑に落ちました。お母さんがふたりいた時は、いろいろと事情があるのかなと思いましたけど、原が従兄弟で、すごく腑に落ちました。
原:あっはっは! 審査中?
猪俣:(質問してくださって)ありがとうございます。
橋本将生、菊池風磨のアツいメッセージを無視?
――メンバーが8人いると、それぞれの個性や売りというのも必要になってくると思います。それぞれ、自分の売りを教えてください。
菊池:売りですか? やっぱり……バラエティとかではなくて。
会場:(笑)。
菊池:ちょっと、何が面白いんですか。おかしいな。静粛にお願いします!
会場:(笑)。
菊池:(笑)バラエティとかではなくて、もうアイドルで二の線でキラキラ行きたいと思います。
会場:おお。
菊池:「おお」も違うなあ(笑)。とにかく、元気いっぱいでいきます。
篠塚:本当にまだまだ(自分の個性を)探してはいるんですけど、やっぱりこの審査を通して、「自分の個性は何か」と答えを聞いた時によく返ってきたのががむしゃらさだったり、そういったところだったので、それがもし個性になるんだったら僕はそこを選びたいなと思います。(自分の売りは)“がむしゃらさ”でお願いします!
寺西:僕は、芝居を中心に活動していたので、そういった部分でグループに還元できたらいいなとは思っております。
――審査中も舞台がありましたけど、一切その大変さは見せませんでしたけど。
寺西:いやいや。でも、それはそれ、これはこれというか。それまでにもらったありがたいお仕事はしっかり真摯に向き合ってという気持ちで、今もやらせていただいております。
橋本:僕は見た目がすごくクールと言われることが多いんですけど、実はいちばんアツい男なので。このグループでいちばんアツい男として、みんなとぶつかり合っていけたらなというふうに思ってます。
菊池:アツいわりには、俺のアツいLINEをシカトして――。
橋本:(笑)。違う違う違う違う違う!
――どんなLINEですか?
菊池:将生からアツいLINEがきたので、僕も熱く返したんですけど、返ってこなかったんです。なんで返さなかったんだ?
橋本:風磨くんが急に語り出して――。
菊池:語り出すだろ(笑)! 語ってきたんだから、(自分も)語り出すよ、そりゃあ。
橋本:「まずはサウナ」って。
菊池:「で、次は内見」ってな。
橋本:そうそう!
菊池:「お部屋も探そうね」って言って。で、「サウナ行きたいです」って言ってたので、「まずはサウナだな」と。「じゃあ、内見も一緒に行くか。これからよろしくな」……。シカトです。たいへん照れましたね。ごめんね、俺が語り出しちゃったから。
橋本:いえいえ。そうですよね。
菊池:「そうですね」じゃないんだよ!
timleszメンバーそれぞれが考える自分の個性
――(笑)。佐藤さんは?
佐藤:……“顔”で。
菊池:もう間違いないですね!
松島:顔面人間国宝ですから。
菊池:間違いない。
松島:自信持ってください。
佐藤:よし、じゃあ自信持ちます。
寺西:(ビジュアル順位は)原の次でしょ?
佐藤:ああ、そうそう。
原:早く追いつけよ。
佐藤:うん、頑張るう。追いつけるように! 自信を持って(顔が)「自分の取り柄だ」と言えるように、原ちゃんを追い越せるように頑張ります(笑)。
猪俣:自分のよさっていうのは、やっぱりあんまりわからないので、先ほど勝利くんが言ってくれていたみたいに、ほかの人が自分のよさをわかってくれて、いろんなところに呼んでもらえたりとか、活躍できたらなと思ってます。
松島:僕は……なんでしょう? でも、デビュー前からすごく大事にしてる言葉があって、「流した汗は嘘をつかない」という言葉の通り、本当に全力で――シノと一緒ですけども、何事に対しても全力で頑張るっていうことが自分の個性なのかなと思っております。
原:ビジュアルはもちろんのことなんですけど、さっき聡ちゃんが言ってくれたように、「太陽みたいな存在」っていうのはすごく嬉しい言葉で。よく笑顔だったりとかが褒められたり、ありがたいことが多いので――。
猪俣:(くしゃみをする)
原:今じゃないな、くしゃみな。
猪俣:すみません……。すみません!
原:(笑)。歯! 歯をよく見せて、「timeleszは明るいグループだよね」と思わせられるような……。
菊池:あの、コメントを考えておいていただきたい。
原:はっはっはっは!
松島:ああ、歯を!
菊池:わかりにくいなあ。じゃあ、笑顔を見せておいたほうがいいんじゃないですか? 「(自分は)笑顔でいきます」というのを見せて、強みの笑顔で。
原:僕の強みの………。はっ!(記者席に歯を見せ、眉毛を上げて満面の笑顔を向ける)
会場:(笑)。
菊池:はい、現場からは以上です。
合否の分かれ目はどこに? 菊池風磨「ある段階からは全員合格の気持ちでした」
――timeleszがこれからグループとしてやっていくうえで大切にしていきたいことを教えていただけますか?
菊池:大切にしていくこと……。「とにかく楽しく」というのは、本当にくどいようですけども、ずっと笑っていられるような場所がいいなと思います。我々は本当にいろんなお仕事をさせていただくわけですけれども、それはグループでもそうですし、個人でもそうですし。たとえば、お芝居をするとなったら、僕らの畑ではない違う畑でお仕事させていただく、そのプロの方々に胸を借りてやる。バラエティもそうですし、芸人さんがそこにはいらっしゃって、究極言うと、音楽活動もアーティストの方々がいらっしゃって。でも、グループっていうことに関しては、我々が胸を張ってやりきることのできる唯一のお仕事だと思うので、“グループでいる”ということが何よりも我々にとって大事なことだと思うので、これを至上命題に。「(グループを)どう長く続かせていくか?」というと、それは楽しく笑ってみんなで何でも言い合えるような仲になるということだと思うので。そちらをもってこの回答とさせていただければと思います。
――6次審査(最終審査)の合否の分かれ目というのは、どこがいちばんポイントになりましたか?
菊池:言葉が難しいんですけれども……ある段階からは全員合格の気持ちでした。というのは、皆さん本当にすごくスキルが上達して、「僕なんかよりも踊り上手いな」「歌上手いな」という子もたくさんいましたし、とにかくみんなキラキラ輝いていて。なので、「合否を分けた」というような感覚はなくてですね、我々が一緒にグループ活動をしていくうえで「一緒に歩んでいけるな」と、その可能性をより感じさせてくれたメンバーということでございます。ですので、ボーイズグループをゼロから作る、そういうオーディションだったらば、またメンバーは違ったと思います。そのなかに僕は入っていないと思います(笑)。そのぐらい素敵なみんなだったので。あとはもうバランス、相性はみんな本当によかったかなと思うので。バランスですかね。バランスというところでございます。
原嘉孝がいちばんに結果を伝えたいのは「目黒蓮」
――新メンバーになったことをいちばんに伝えたい人はどなたですか?
篠塚:いちばんを決めるのは難しいんですけど、やっぱり親かなと思います。わがままな選択をした自覚はありますし、親が本当に望んでた道なのかわからないですけど、ずっとサポートしてくれたり、ダンスの靴とか買ってくれたり、審査の前とかは本当にLINEで励ましてくれたり。今まで以上に親と仲が深まった期間だったので、そういう意味では親かなと思います。
寺西:僕が言うより先にもう(まわりの)みんなは知ってると思うので、直接言うってなると……。僕はこれから舞台の公演があるので、カンパニーのみんなに報告をしたいなと思います。
橋本:僕も家族に伝えたいと思ってます。「バイト」って言って嘘ついてリハをやったりしているので、久しぶりに(会って)伝えられればなと思ってます。
猪俣:僕も家族ですね。この『タイプロ』の期間にすごい支えてもらったりとか、精神的にも何でもしてくれていたので、いちばんに伝えたいです。
原:僕も家族ですね。今までこの業界に入ってから15年目ですけども、この業界に入る時も、大学と両立して(最終的に)大学を辞めちゃう時も、そっと背中を押してくれていて、ずっと応援してくれていたので、直接、面と向かって「合格したよ」っていうのを伝えたいです。
菊池:素敵な話なんですけど、皆さん「家族」になってしまったので、家族以外にも……。
原:やっぱり、目黒(蓮)ですかね。彼は同期でずっとやってきましたけど、いかなる時も僕のためにって、ずっと連絡もくれてたりして。いちばん早く伝えてあげたいなっていう。というか、伝えなきゃいけない。彼に対しての誠意だと思うので、これからは正々堂々と同じ立場で、デビュー組という立場で、でも変わらないライバル関係として、誠心誠意、切磋琢磨していけたらなと思います。
――先ほどの家族構成から猪俣さんご自身が抜けていたので、あらためてご自身がどのポジションか、お教えいただけますか。
猪俣:家族……そうですね……。んー、お父さんがいないのでお父さんですかね。
原:あはははは!
佐藤:(頷きながら)頼もしいよ。大事だもんなあ。
松島:大事だよ。
菊池:一夫多妻制でなあ。
猪俣:はい。支えてもらってます。
菊池:……何の話だ?
「Lady ダイヤモンド」「RUN」「人生遊戯」……新体制パフォーマンスが楽しみな楽曲
――新メンバーの皆さんはtimeleszの楽曲で自分ができるのが楽しみな楽曲、オリジナルメンバーは「この楽曲を新メンバーとやったらまた違う魅力が出そうだな」という楽曲があれば教えてください。
猪俣:たくさんあるんですけど……。たくさんあるなかで3つ出すと――。
菊池:いいよ、テンポよく3つ出していこうか。
猪俣:「ぎゅっと」と「Cream」と「puzzle」です。「puzzle」は(Sexy Zoneとして)最後のオンラインのライブで観ていて、本当に涙が出るかと思うくらいすごく感動して。
菊池:出てねえのな。
松島:出てないのね。
猪俣:そうですね!
松島:ああ、「そうですね」……。
猪俣:ギリギリ耐えたので。今後披露する時は、流させてもらいます。
原:僕は「RUN」ですかね。僕も背中を押された曲ですし、(新)メンバーにとっても、3人にとっても、ファンの方にとっても、すごく大事な曲なので。今度は8人揃って思いを込めて歌いたいなと思ってます。
菊池:すみません、素敵なお話なんですけども「RUN」は配信のほうで披露なさっていたので。ほかの曲も一応……。
原:そうですね……。ほかの曲で言うと、やっぱ「Lady ダイヤモンド」。
会場:ええ!?
原:「ええ!?」ってなんすか(笑)? できますよ! 僕もアイドル!
菊池:「Lady ダイヤモンド」はね、原がいちばん(理想に)近い。
原:いちばん近いし、いちばん得意だし、いちばん踊ってきましたもん。バックで。(立ち上がり、歌って踊りながら)〈Lady Lady ダイヤモンド〉!
菊池:これ見たら、もう僕らはできないです。
原:あはははは!
菊池:できないできない!
原:いちばんフレッシュに(パフォーマンス)できる自信あります。
菊池:かっこいいなあ。
原:はっはっはっ!
寺西:今原が冗談っぽく言ったんですけど、本当にバックとして踊ったりしていた曲を自分たちがメンバーとしてやるっていうのは、一曲じゃなくて何曲もあるので。すごく楽しみというか、「どんなふうになるんだろう?」って、自分でもすごくワクワクします。
篠塚:個人的には「人生遊戯」がもとから好きだったんですけど、『timelesz project』として4次審査でのパフォーマンスで人生1位のパフォーマンスを見て、僕的にはすごく感銘を受けて。自分もこんなふうに人の心を動かせるようなパフォーマンスをしたいなと感じたので、あの頃よりかは成長した自分で、もう一回この8人でパフォーマンスしたいなと思います。
橋本:この8人でやる「SWEET」ってどんな感じなのかな、っていうふうには、思ってます。
菊池:審査曲のね。
橋本:はい。新しい曲なんですけど、「どんなふうになるのかな?」というふうに思ってるので、すごく楽しみになってます。
松島:僕は「Anthem」ですね。山下(智久)くんがプロデュースしてくださいまして、我々3人からファンの皆さんに対する決意表明という意味で楽曲を度々披露させていただいてましたけども、山下くんから新メンバーが加わったその先に対しての思いというものも(楽曲に)込めてくださってるというお話を聞いていたので。この8人で披露する「Anthem」というものがどういうものになるのかっていうのをすごく期待してますし、何よりも『タイプロ』の幕が閉じて、きっとこっからちょっと“『タイプロ』ロス”みたいな感じになるんだろうなと思ってるんですけど。でも、「Anthem」(のパフォーマンス)を観ることによって、我々も、『タイプロ』を観てくださっていた皆さんも一度原点にかえれるような曲になってるとも思っているので。
勝利:「RUN」ですかね。候補生のみんなで歌ってもらった「RUN」もすごく感動的でしたし、そのバトンを繋ぎたい思いもありますし。この8人でやる「RUN」がどういうものになるのかっていうのも、やってみなきゃわからないことであったりとか、エネルギーがすごく強い楽曲なので、8人の思いを乗せるとどのくらいの強さになるのかなというのも(楽しみ)。この8人の「RUN」でステージに立ちたいなと思ってます。
菊池:もうおわかりの方が大多数だと思うんですけれども、「バィバィDuバィ 〜See you again〜」でお願いします。
会場:(笑)。
菊池:8人で想いを乗せると、ドバイに思いを馳せる。そういうなんとも気持ちとして非常に感情が乗りやすいかなと。
佐藤:乗るかなあ?
菊池:10カ月間の思いをそこにぶつけてほしいっていうのもありますし。
松島:いい曲だよね。
菊池:ただ、僕ら8人で普通にやってもしょうがないので、原ソロで。
松島:似合う!
原:はい! ソロでやりたいと思います!