ISSEI、HIPHOPに見た野望と夢「とにかく今は前に進むしかない」 AK-69との共鳴、そして進む道を語る

ISSEI、HIPHOPに見た野望と夢を語る

 昨年12月にTOBEに加入したISSEIが、1stデジタルシングル「Go Getter feat. AK-69」をリリースした。こちらはISSEIがAK-69に楽曲制作を直談判し、さらにフィーチャリングにまで迎えた意欲作。新たな一歩を踏み出す決意と新たなフィールドで勝ち上がる野望を熱くスピットした、進撃の狼煙を上げるラップ曲となっている。

 今回、援護射撃を請け負ったAK-69とISSEIのクロスポイントはどこにあるのか。HIPHOPとの出会いや個人的ベストソング、理想のアーティスト像やこの2月にリリースされる1st CDシングルの中身まで、ISSEIの“今”をさまざまなトピックで語ってもらった。(猪又孝)

高校生で出会ったHIPHOPとAK-69「男としても憧れる存在になった」

ISSEI(撮影=加古伸弥)

――まずはISSEIさんの音楽遍歴を紐解きたいんですが、音楽に興味を持ち始めたのはいつ頃ですか?

ISSEI:小学校の低学年です。最初はロックでした。ボン・ジョヴィとかB'zとか、お父さんが車のなかで流していたものを聴いていました。

――そこから、どんな変遷を辿るんですか?

ISSEI:中学の頃はジャスティン・ビーバーとか、洋楽も聴いていって、R&Bも含めて幅広く聴いてました。そのあと、高校に進学する頃にHIPHOPに出会ったんです。

――最初のHIPHOP体験は?

ISSEI:ラップをやってる先輩にプレイリストを共有してもらって。当時はまだ何も知らなくて本当にゼロの状態だったんですけど、そのプレイリストを聴いていた時にパッと耳に止まったのがAK-69さんの「Flying B」という楽曲だったんです。「ヤバいな」「めっちゃかっこいい」と思って、HIPHOPを聴くきっかけになりました。

――「Flying B」のどんなところがヤバいと思ったんですか?

ISSEI:メッセージ性が強いリリックです。それまで全然知らなかったのに心を打たれた、といいますか。HIPHOPには漠然としたイメージしかなかったんです。「ラップって何なんだろ?」みたいな、つかみどころがなくて、ふわふわしたイメージで。でも、めちゃくちゃリアルなことを言っているし、それを体現しているのがAK-69さんで、同性としてもめっちゃ刺さった。男としても憧れる存在になったんです。

――そこからAKさんの作品を掘っていったんですか?

ISSEI:最初はそうでした。アルバムやDVDを買っていって。ライブにもガンガン行っています。

――どのライブに行きました?

ISSEI:去年は¥ellow Bucksさんとのツーマンライブ『AK¥B』に行きました。あとはクラブツアーの『AK-69 LIVE TOUR 2024 -Enlightenment-』も行ったし、その前は『RIDE WIT US TOUR 2023』にも行ってて。その前の日本武道館ライブ(『START IT AGAIN in BUDOKAN』)はチケットを買ったんですけど、仕事で行けなかったんです。だからDVDを買って、家で観ました。

ISSEIの音楽の聴き方と同世代アーティストから受ける刺激

ISSEI(撮影=加古伸弥)

――AKさんから始まって他のラッパーも聴くように?

ISSEI:はい。ほかにも「聴いたほうがいい」と周りの人に言ってもらって、¥ellow Bucksさんを聴いたり、洋楽だとAK-69さんのヴァースに出てきた2Pacを聴くようになったり。先輩を見習ってじゃないけれど、自分用のプレイリストを作って、サブスクで聴いて気になった曲は全部ライブラリに入れていくようになったんです。

――昨年チェックしたなかでの個人的ベストソングは?

ISSEI:まずはAK-69さんですね。AK-69さんと¥ellow BucksさんのコラボEP『Flying To The Top』。

――EPのなかで好きな曲を挙げると?

ISSEI:まずは「NOROSHI」……いや、待ってください、めっちゃ悩むな(笑)。「NOROSHI」も好きだし、「Way Up」のAK-69さんの低めの声のフロウが好きですね。

――ほかにはどうですか?

ISSEI:AKLOさんの「221 (feat. ZORN)」はめっちゃ好きです。あとは、BAD HOPさんの「Last Party Never End (feat. Tiji Jojo, YZERR, Vingo & Yellow Pato)」も。WILYWNKAさんの「Gorgeous (feat. ¥ellow Bucks & Nephew)」もオシャレで好きだし、ラップスタアになったKohjiyaさんも好き。同世代でまだ若いんですけど、Kohjiyaさんの曲では「Never Disappoint」が好きです。

――Kohjiyaは歌うこともできるし、メロディックなフロウも得意としてます。

ISSEI:そうなんですよ。Kohjiyaさんがフックを歌う、BIMさんと作った曲(「DNA feat. Kohjiya & PUNPEE」)も好きです。『ラップスタア誕生』も全部観てました。刺激をもらうんですよね、同性代が多くて。

――どんな部分で刺激をもらいますか?

ISSEI:僕は自分でリリックを書くんですけど、もっともっとスキルアップしていかなくちゃと思ってるんです。ラップは歌みたいにボイトレしたからって上手くなるわけじゃない。自分のスタイルを見つけないといけないから、今はどうやったらかっこよくなるかなって、同世代はもちろん、いろいろなラッパーの作品を聴いて、その引き出しというか、フロウやリリックをいろいろ研究してるんです。

――ラップは発声も大事ですしね。

ISSEI:発声も意識してます。地声が高いので、ラップをやる時は落として低めに歌うことを意識していて。あと、一曲のなかで高音と低音で二役できるようなラッパーにもなりたいんです。理想は歌とラップが両方できる人。本当にAK-69さんがそうだと思うんです。AK-69とKalassy Nikoffもどっちもイケる。そういう存在になりたいです。

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