Creepy Nuts、KREVA、Zeebra、HOME MADE 家族……映画『ヒプマイ』公開前に押さえたい豪華すぎる歴代提供楽曲
Fling Posse「キズアトがキズナとなる」(2022年)
2021年に開催された2回目のバトルシーズン『2nd D.R.B』で優勝を果たしたシブヤ・ディビジョン“Fling Posse”に、KREVAが書き下ろした優勝記念曲。ファンキーなビート、スタイリッシュなコードワークとベースライン、キャッチーかつメロウなフロウを備えた1曲で、KICK THE CAN CREWとして生み出した今回の同ディビジョンの新曲「バラの束」にも通底するアーバンなマインドがそこかしこに感じ取れるはずだ。
Buster Bros!!!「IKEBUKURO WEST BLOCK PARTY」(2022年)
『ヒプマイ』ファンにはライブDJとしてもおなじみのDJ U-ICHIが作編曲を手掛けた、Buster Bros!!!の楽曲。Bad Ass Templeの新曲「シンジルチカラ」にも通ずる疾走感と開放感に満ちたキャッチーなトラックに乗せ、焚巻の手によるハイテンションなリリックが心地よく畳みかけられる。
山田 一郎「H歴維新」(2024年)
キングギドラ「平成維新」のトラックがサンプリングされた、山田 一郎(CV:木村昴)のソロ楽曲。Buster Bros!!!のアルバム『.Buster Bros!!!』の収録曲で、当然ながら作曲者にはDJ OASISの名前もしっかりクレジットされている。もし未聴の場合はぜひキングギドラの元曲にも触れてみてほしい。
なお『映画「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」』は、日本初のインタラクティブ映画として上映される。観客の投票によってバトルの勝敗が決定し、映画のストーリーが変化するという斬新な仕組みだ。全部で48パターンの展開があり得るそうで、展開によって7種類のエンディングに分岐するとのこと。その時に集まった観客の選択によって結果が左右されるため、エンディングをコンプリートするだけでもかなり難易度が高そうだが、ファン心理としては可能な限り多くのパターンを目撃したいところだろう。ぜひ心のままに、この新たなエンタメ体験と新曲の数々を存分に楽しんでほしい。