Aぇ! group、怒涛の日々からひと段落終えて明かされるグループへの愛 メンバーと共に掴んだ栄光
2024年5月にCDデビューを果たしたAぇ! group。1stシングル『《A》BEGINNING』、続く『Gotta Be』と2作連続で「オリコン週間シングルランキング」1位を達成。そして全国8都市32公演を完走したデビューツアー『Aぇ! group Debut Tour 〜世界で1番AぇLIVE〜』では、約37万人の観客を動員。飛ぶ鳥を落とす勢いで2024年を駆け抜けている。
メンバー個人の活動も著しい。『離婚後夜』(ABCドラマ)で地上波連続ドラマ初主演を務め、2025年には音楽朗読劇『ひまわりの歌〜ヘブンズ・レコードからの景色〜』の主演も決定した佐野晶哉。木村拓哉主演の映画『グランメゾン・パリ』への出演や、主演舞台『Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド ~虚空に触れて~』、『サタデープラス』(MBS/TBS系)での朝の顔など、多方面で活躍する正門良規。坂本昌行らとともにミュージカル『三銃士』でのべ44公演を完走した末澤誠也や、主演のHey! Say! JUMPの薮宏太の親友役としてミュージカル『tick, tick…BOOM!』に出演した草間リチャード敬太。そして多数のバラエティ番組に出演し、『リベジョ ~憎きヤバ男にテンチューくだす!~』(日本テレビ系)でのモラハラ上司役や『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)での高校生役など、コミカルな演技で番組を盛り上げる小島健。それぞれが強みや個性を活かして活躍の場を広げており、テレビでもメンバーの顔を見ない日はないほどの活躍ぶりだ。
個人での仕事も増えてきたAぇ! groupだが、そんな彼らの心中が窺える瞬間が公式YouTubeチャンネルに投稿されていた。それは、11月19日公開の「Aぇ! group【計らずしてエモくなった】近況報告会ドライブ」での一幕。現場までの移動時間をドライブ企画にして撮影された動画だが、「5人揃うの久々」「みんなの顔見たの1週間ぶりやで」と切り出す佐野と小島の発言から、忙しさに伴って湧き出る嬉しさや寂しさがにじんでいる。近況報告をし合う中で、街行く人から声をかけられるようになったことを嬉々として分かち合ったり、結成直後のグループお披露目舞台『僕らAぇ! groupって言いますねん』の上演期間に滞在した街の景色を懐かしんだりと、ともに駆け抜けたファンにはグッとくる会話が続く。
関西ジュニア時代は、年長組の末澤や草間を筆頭に、“尖りグループ”的な地位を確立していたAぇ! group。ジュニアCHANNELに出演する他のグループに比べて、互いにディスを交わし合い、一触即発の喧嘩芸を見せることも多かった。「Aぇ! group【メンバーに言わせてくれ!本音トーク!!】コジケンプレゼンツ〜ガチキャンプ!4/4」ではお互いへの本音を打ち明けるエモーショナルな企画が配信されたが、そういった場でもどこかソワソワして照れくさそうな様子が伝わってくるようだった。