そして11月9日の放送回では、メンバーの松村北斗がメインパーソナリティを務め、週替わりメンバーとしてジェシーが登場。前週とはまた違った解放感に溢れるテンションで、そんなところからもMCが担う役割の重みのようなものを感じた。

　一方、松村は“リトルトゥース”（ニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』リスナーの呼称）であり、以前も2021年『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』（ニッポン放送）で一人ラジオを担当した経験を持つだけに、慣れた様子。残りの放送ではどのメンバーが出演し、どんなトークを繰り広げるのか。ここから始まる松村ワールドが楽しみだ。

　2020年4月からのレギュラー放送開始から固定MCとして安定的に番組を届けてきた田中。ジェシーにMCを任せる際に、田中は「ジェシーを信頼したい。大丈夫という保証は誰も出来ない。けど、ジェシーを俺は信頼したい、もう一人のメンバーも信頼したい！」と熱く語っていた。ジェシーと森本の出演回では、心配した田中からLINEが届いたことも明かされ、改めてメンバー思いの田中に尊敬の念を抱いたリスナーも多いはず。

　慣れ親しんだラジオに新風を吹き込んだジェシーと松村。11月9日の放送回では、松村が「2カ月空いての田中樹は正直鈍ってるだろうね」と話すと、ジェシーも「それか、全然喋ってなかったからギャンギャンで発信できる」と予想。MCの座についても、田中に譲るとは限らない、ジェシーと松村が2連でMC席に座っている可能性もあると冗談交じりで話していた。松村の残りの放送、そして田中が戻ってきたときにどんな感想を語るのか。また新たな角度からSixTONESのラジオの面白さが増している。