超特急とRIIZEが「青いマックの日」に向けて届けたスマイル 『The BLUE HAPPY FESTIVAL 2024』徹底レポ
10月17日、神奈川・ぴあアリーナMMにて『The BLUE HAPPY FESTIVAL 2024』が初開催された。同フェスは「青いマックの日」から生まれたチャリティフェスだ。「青いマックの日」とは、全国のマクドナルド店舗で実施される病気と向き合う子供とそのご家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」支援を目的としたチャリティ活動。今年の「青いマックの日」は10月20日で、この日はマクドナルドのドリンクカップやテイクアウトバック、店舗装飾が青く染まる。そして、ハッピーセット1購入につき50円が病気と向き合う子どもとその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の運営へ寄付される取り組みも。同フェスにおいても売上の一部が同様に寄付されることとなる。
会場内外にはフォトスポットが設置されており、多くの観客で賑わいをみせていた。他にもアーティストの応援グッズを手にした人や、入口で配布された青いペンライトの準備をしている人など様々。開演前から同フェスの盛り上がりを感じさせた。
そんな『The BLUE HAPPY FESTIVAL 2024』を盛り上げるために、9人組“メインダンサー&バックボーカル”グループ・超特急と韓国のボーイズグループ・RIIZEがライブをパフォーマンス。さらにMCとして登場した森三中・大島美幸、ガンバレルーヤによる音楽ユニット・MyMもステージに花を添えた。
まずは超特急のステージ。列車の発車ベル音が鳴り響くと、ステージ上のモニターが上がり、メンバーが登場! そのまま「Steal a Kiss」でライブがスタートする。メンバーが色気たっぷりにキメる〈こっち向けよ〉、〈素直になれよ〉、〈好きになんだろ?〉では、黄色い歓声が会場中に響き渡っていく。さらに「KNOCK U DOWN」、「Spice」とクールさとパワーが感じられる楽曲を続けて披露。フィジカルだけでなく表情も踊っており、迫力は満点だ。バックボーカル2人の声もしっかり響き渡っている。そんな姿に、場内からは「かっこいい」と呟く声が聞こえてきた。
オープニングパートを駆け抜けると、1人ずつ自己紹介。会場を埋め尽くすペンライトを見渡すと、カイは「今だけはぜひ8号車(超特急のファンネーム)になってほしいな、と。僕が呼びかけるので、8号車だと思う方は思いっきり反応してください」。「8号車のみなさーん!」と叫ぶカイの声に、会場からは大きな返事が返った。
タクヤが「会場の皆さん、一緒に心と体を一つにしましょう。レッツゴー!」と語ると、「Dance Dance Dancing!」へ。センターステージでのパフォーマンスで大いに会場を沸かせていく。続く「Secret Express」は観客もコールで一緒に楽しむ楽曲。この日も「チクタクチクタク」と息の合った声が鳴り響いたり、ラップパートでメンバーの名前が呼ばれたり、一体感を見せていく。さらに「My Buddy」が始まると、「手振りを教えるのでマネしてみてほしいなと思います」とカイ。タクヤが手振りをレクチャーしたところで、曲がスタートすると会場中のペンライトが大きく揺れた。
MCではリョウガが「好きなマックのメニューはなんですか?」と観客に質問。バラバラの答えが返っていくも、リョウガは「へぇ」とまるで聞き取れた様子。「僕はダブチ(ダブルチーズバーガー)が好きですね。サムライマックも捨てがたい」と続けたかと思いきや、急に「セッツ!」と“いつもの言葉”を発する。リョウガがセンターを務める「ジュブナイラー」だ。曲が始まるとリョウガがハンバーガーを食べるような仕草を見せたり、観客から「ばっちこいや!」という気合いの入ったコールが返っていたり、大盛り上がりだ。そしてラストナンバーは、“THE超特急”とも言える「バッタマン」。「この曲はうるさいので、耳を塞いで大丈夫!」と叫んだハルは、「マクドナルドのM!」とシャウト。ステージ上を走り回りながら観客を煽っていく。それに応えるかのようにどんどん大きくなっていくオーディエンスの声援が印象的だ。途中、ハルが「ボテトが揚がった! 俺の、ポテトが、揚がった!」と、この日にちなんだ雄叫びを上げる場面も。こうしてお祭り騒ぎのままパフォーマンスを終えると、ハルはカメラに向かって謝るジェスチャー。最後は「以上、超特急でした! お騒がせしました!」と声を合わせてステージを後にした。
嵐のような超特急のステージが終わると、トークパートへ。ステージにはMCの雨宮萌果とMyMが姿を現す。超特急のステージの感想を問われると、「スーパートレイン兄さんたち、ね」(Yoshiko)、「スーパートレイン兄は、大先輩ですから」(Mahiru)と独特のネーミングセンスを発揮し、笑いを誘う。ここで再び超特急のメンバーがステージに戻って来ると、「めちゃくちゃ楽しかったです。8号車はもちろん、MyMのファンもBRIIZE(RIIZEのファンネーム)の皆さんも盛り上がっていただきありがとうございます」(カイ)、「初見の方もたくさんいる中で、皆さん乗車してくださって嬉しかったです」(リョウガ)とライブを振り返っていく。
さらに、超特急が「ドナルド・マクドナルド・ハウス」へ訪問したVTRも上映された。そのVTRにはメンバーが部屋を掃除したり、利用者にインタビューをしている様子が収められていた。上映が終わると、「お子さんの安心した表情が印象的でした。家族がお子さんの近くにいれますし、繰り返し居られるお家、安心できる場所になっていると痛感しました」(ユーキ)、「利用している方が皆さん明るいので、元気をたくさんもらえるような場所でした」(タカシ)と感想を述べる2人。さらにボランティア経験があるか聞かれると、「超特急はEBiDANに所属していて、恵比寿を中心に活動しています。なので、恵比寿の街をきれいにする活動をボランティアとしてやっています」(マサヒロ)、「小学校の行事でビーチクリーンをやっていました。あとはプライベートで海に行くんですけど、個人的にゴミを拾ったりしています」(アロハ)とトークを楽しんだ。