SUPER EIGHT、新しいスタートと共に伝えるめいっぱいの感謝と愛 横浜アリーナ公演レポート

SUPER EIGHT、横浜アリーナ公演レポ

 2024年2月に改名し、新たなスタートを切ったSUPER EIGHTが、8月9日の愛知公演を皮切りに改名後初の全国アリーナツアー『超アリーナツアー2024 SUPER EIGHT』を開催。本記事では、10月10日横浜アリーナにて行われた神奈川県3daysのうち、最終公演についてレポートする。

 定刻を迎えスタートしたライブは、「1000年後の未来から来たSUPER HERO」というアルバムのテーマを感じさせる映像からスタート。赤く照らすレーザーと炎の中、赤い衣装に身を包んだ5人が登場。勢いよく「カカッテコーゼ」を歌い出し、炎が高く上る中、5人はリフターで高い位置へ。気合十分に新たにスタートを切ったばかりのSUPER EIGHTのパワーを見せつけると、会場のボルテージは一気に上昇した。

 そこから360度回転するセンターステージへと移動し「オオカミと彗星」を歌唱。その存在感の大きさは5人とは思えないほど大きかった。「稲妻ブルース」では、「横アリラスト、盛り上がってるかい? 最後までよろしく」と大倉忠義。EIGHTER(SUPER EIGHTファンの通称)は大きな声で応えていた。

 縦横無尽に舞う赤いレーザーが止まると、白い衣装にチェンジした5人がバンドフォーメーションへ。「アンスロポス」を含む4曲をノンストップでセッションした。

 その後、迎えた一回目のMCで安田章大は「楽しんでるかー? 20周年祝ってくれて、まじでありがとう!」と感謝。「うちわとペンライトに力を込めるの一旦やめて……EIGHTER、声をくれー!」と続けると、会場は力いっぱい声出し。「これがSUPER EIGHTとSUPER EIGHTERとの確かな絆だ」と絶叫した。そして、ふいに「しゃべりたいことある?」と村上信五にバトンパスすると「しゃべり出したら、2時間いってまうよ」と自分なりにセーブした村上。安田のフリで「群青の風」へと繋げた。

 横山裕のギターソロからスタートした「生きてる僕ら」を歌い終わると、「(DVD収録が入っていることを匂わせながら)映像入ってる時の方が、ええぞーってね」と横山。気を取り直して「EIGHT!」と叫ぶと、観客が「いっぱーつ」と元気に呼応。勢いよく「モンじゃい・ビート」を歌い出した。

 今回のツアーでは、10年前に『熱闘甲子園』(ABCテレビ・テレビ朝日系)のテーマソングとなった「オモイダマ」を、各会場で学生たちとコラボ。横浜アリーナ公演では、駒澤大学高等学校吹奏楽部の生徒が演奏。その中で、5人が伸びやかに歌い上げていた。

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