『ユイカ』、ファンの目の前で歌声届けた初のワンマンライブ 歌い続ける理由と新たな一歩

『ユイカ』初めてファンと顔を合わせた一夜

 アンコールに応えて再度ステージに登場した『ユイカ』は、ライブハウスはもちろん、学園祭などのステージ経験もない自分がZeppに立っていいのかと、ライブの開催を発表した時は緊張したと語った。また、普段は顔を隠し、画面を隔てて活動していることから、実際にファンの前に立った時にどう思われるか不安だったという。「みんなに会えて、みんなの前で歌えて幸せです」「皆さん大好き!」と、明るくファンにメッセージを送った。

 ここで、公演日に自身の誕生日を含む『『ユイカ』2nd LIVE「Sweet alyssum」』の開催が発表され、客席からは再び大きな歓声が沸き起こった。さらに、この日初登場となったエレキギターを抱え、6月28日に配信された新曲「あなたが知らない貴方のうた」を先行披露。嬉しいサプライズの連続で自身初のワンマンライブを終え、「また絶対会いましょう!」とファンに再会を約束した。

『ユイカ』(撮影=Viola Kam [V'z Twinkle])
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 「好きだから。」が海を越えた国へも届いたように、今やインターネットを介して音楽も遠くまで届けられる。しかし、どんなに技術が発展しても、アーティストとファンが同じ空間で音楽をわかち合えるライブは、かけがえのない時間であることに変わりないだろう。画面越しではなく直接歌を届けることが叶った『ユイカ』の初ライブは、彼女の新たな一歩を示すと同時に、“やっと会えた”喜びに満ちたものだった。

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