WOLF HOWL HARMONY、三部作で届ける青春の高揚感 対バンで確信した“歌の強み”も明かす
「『ピアス』は青春真っ只中のWOLF HOWL HARMONYと重なる」(GHEE)
――「Pink Flash Lights」のMVの見どころはいかがですか?
GHEE:まず、車が登場するっていうのが、大きな見どころですね。その車に4人で乗り込んで、夢のような世界にワープして「何、ここ!?」みたいなMVです(笑)。
SUZUKI:一目惚れをした時って、たぶん世界がピンクに見えたりすると思うんですよ。その頭の中に飛び込むようなイメージだよね?
GHEE:そうそう。そんなSFチックなMVになっています。今回のMVではダンスは踊ってはいないんですけど、ソロのシーンでは「Pink Flash Lights」の世界観を踊らずに表現していて、それも新たな試みでした。
――RYOJIさんパートの〈タイタニックみたいにギュッと後ろから〉というフレーズを聴いた時、「金髪のRYOJIさん、レオナルド・ディカプリオっぽいもんなぁ……」と思ったんですけど、MVを見たらSUZUKIさんにギュッとされていて、「ギュッとされる側なんかーい!」って思いました(笑)。
一同:あははははは!
HIROTO:そうやってふざけ合う感じも青春っぽいですよね(笑)。
――ライブパフォーマンスはどんな仕上がりに?
SUZUKI:ライブでは踊るんですけど、この曲は魅せるパフォーマンスというよりも、LOVEREDのみなさんと一緒に楽しむパフォーマンスですね。ぜひ一緒に身体を動かしてもらって、一緒に青春を感じてもらえたらいいなと思います。
――そして“青春三部作”は、第二弾「Love Triangle」、第三弾「ピアス」へと続きます。このインタビューをしている段階では、2曲とも絶賛制作中だそうですが、それぞれどんな楽曲でしょうか。
GHEE:(自信ありげに)いやぁ……残りの2曲もヤバいですよ!
――そのヤバさをもう少し詳しく知りたい。
一同:あはははは!
RYOJI:「Love Triangle」は冒頭でも話したように、幼馴染同士が同じ人を好きになった時の三角関係を表現した曲なんですが、この曲の歌詞に描かれている“同じ人を好きになった時に感じる葛藤”って、“男あるある”じゃないかなって思うんですよね。友達に対する嫉妬心とか、〈先に好きになったのは僕なのに〉と思っちゃう情けなさとか、でも友情も大事にしたい気持ちとか……。それと共に夏のエモさも詰まっていて、この夏ヘビロテしていただきたい1曲です。ギーちゃんは、この曲が大好きなんだよね?
GHEE:はい! もちろん、他の2曲も素敵なんですけど、特に「Love Triangle」が大好きです!
RYOJI:ただ、「Love Triangle」の歌唱面に関しては初挑戦する部分が多いので、そこは模索しながら進めています。第三弾「ピアス」は、「THE 青春」「男の子やなぁ~」みたいな感じですね(笑)。
――どういうことですか(笑)?
SUZUKI:この曲は夢の要素が強く入ってくるんですよ。夢と友情! みたいな。
RYOJI:時には否定的な言葉を投げられることもあって、悔しくて缶を蹴ったりするけど、それでも夢に向かって突き進んでいく。そういう青春をロックサウンドに乗せて届けます。
GHEE:どの曲もティーンエイジ感の強い楽曲ですけど、「ピアス」は青春真っ只中にいる“現在進行形のWOLF HOWL HARMONY”と重なる楽曲なので、他の2曲とも違う感覚で聴いていただけるんじゃないかなと思います。こちらもカッコいい曲なので、楽しみにしていてください。
「僕らの歌を日常のお供にしてもらえたら嬉しい」(HIROTO)
――「Pink Flash Lights」のMVにもドライブシーンがありますが、“青春三部作”は夏のドライブのお供によさそうですね。
HIROTO:ぜひ! 僕らも4人で車に乗って「ウェーイ!」って盛り上がりながら撮影してたんですけど、同じように、浜辺をドライブしながら聴いてほしいです。
SUZUKI:特に「Pink Flash Lights」と「Love Triangle」は、今恋をしている人にオススメですね。きっと刺さると思う。
HIROTO:うんうん。あと僕、「Pink Flash Lights」の音源を持ってるんですけど……。
RYOJI:でしょうね(笑)。
HIROTO:(RYOJIのツッコミをスルーして)「Pink Flash Lights」は朝に聴くと爽やかな気持ちになれるし、夜寝る前に聴くと、MVと同じようにこの曲の世界に浸れるっていう、いろんな楽しみ方ができる曲なので、僕らの歌をみなさんの日常のお供にしてもらえたら嬉しいです。
――では最後に、ライブのお話を。今夏のWOLF HOWL HARMONYは、事務所の垣根を越えた対バンツアー『「NEXT VIRAL ARTIST」supported by 日本テレビ』やLDH主催の一大イベント『BATTLE OF TOKYO 〜Jr.EXILE vs NEO EXILE〜』など、VS形式のライブが多いですが、“青春三部作”を制作した経緯には、こういった活動状況もあるのでしょうか。
SUZUKI:そうですね。いろんなアーティストが同じステージに立つからには、その中でどうやって自分たちの色を見せていくかを考えることも、絶対に必要なことで。近年はダンスを強みにしたアーティストが多いからこそ、僕らは曲の力や歌で勝負したいと思っているんです。だから「この対バンだったら、こういう曲が必要だね」とか「この曲はこういう演出で届けたほうがメッセージが伝わるね」とか、ものすごく細かいところまでスタッフさんと話し合いながらライブを作っていて。ただ楽しいだけでなく、パフォーマンスを見て泣いてもらえたり、グッと感動してもらえるのもWOLF HOWL HARMONYの強みだと自負しているので、この夏もそこを大事にして活動していきたいと思います。
――今年8月にはデビュー1周年を迎えられますが、現在の課題や2年目の目標は何ですか?
HIROTO:自分たちのライブのカラーを確立する、そんな夏にできたらいいですよね?
GHEE:そうだね。僕らはまだ単独ライブや単独ツアーを経験していないんですが、次のステップに進むための強力な武器として“青春三部作”を制作したので、この3曲と共に各地で“かましたい”と思います。
RYOJI:僕らはこれまで、LOVEREDのみなさんと共に「最高だよな、WOLFって……!」っていうライブ空間を作ってきたんですけど、自分たちでそう思えるのって、みなさんの笑顔や応援が自信を与えてくれたからなんですよ。そのことをすごく感謝しているので、みなさんにもらった自信を胸に、さらにLOVEREDの輪を広げていきたいと思います。2年目もよろしくお願いします。
◾️リリース情報
WOLF HOWL HARMONY
Digital Single「Pink Flash Lights」
2024年5月13日(月)リリース
配信:https://avex.ffm.to/whh_pfl
Digital Single「Love Triangle」
2024年6月17日(月)リリース
配信:https://wolfhowlharmony.lnk.to/LoveTriangle_dlstr