SixTONESのYouTube「ストチューブ史上最長の問題感動作」が話題に 決して離れない6人の固い絆
この動画の最大の魅力は、なんと言ってもメンバー同士が落ち合うシーンだろう。ジェシーと森本が送ったネコとバスの絵文字で「三鷹の森ジブリ美術館」にいると解釈した一行は、目的地へ。まず京本・田中がジェシーを見つけ、森本を含めた4人はハグ。続けて、目的地に向かって歩いている髙地・松村を田中が発見、すでに合流済みの京本・森本と落ち合った。そして、最後は別ルートから髙地・松村を探しに行ったジェシーを探しに走るメンバー5人。走ってくるジェシーを見るなり「ジェシー!」と叫びながら駆け寄り、6人でハグをし企画を成功させる瞬間はまさに感涙ものである。
2012年放送のドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ系)がきっかけでユニットとしての活動が増えるも、ドラマの終了後はそれぞれ別れる期間もあった6人。そんな彼らが再び集結し2015年5月に改めて結成されたSixTONESは、もう間もなく結成10年目に突入しようとしている。グループとしてはもちろん、デビュー以降は個人としての活動もめざましい。しかし、彼らを見ていて「もしかしたらバラバラになってしまうのではないか……」と不安に思うことが少ないのは、6人の中に確固たる絆があるからだろう。
“三鷹吉祥寺回”はまさにそんな6人の絆を可視化してくれる企画であった。だからこそ動画を見る者の心を震わせており、盛り上がり続けているのだと感じる。
特に、エンディングパートでのメンバーの言葉は至高。企画成功に「俺たちみんなすごいね」とお互いを讃えあうジェシー。田中は「オレらのことバラバラにしてみ? ムリだから」と強気な発言をし、松村も「オレら最強だから」と続ける。これに対して他のメンバーは、茶化すことなく、どこか誇らしげな様子を見せているのだ。SixTONESファンが感じている6人の絆を本人たちが言語化してくれるだなんて、これ以上、幸せなことはない。
企画の成功そのものに対してだけでなく、SixTONESがこの6人でいてくれることへの“奇跡”を感じさせてくれる。この動画が人気の理由は、彼らの固い絆で結ばれた関係性がぎゅっと凝縮されているからだろう。
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