Number_i、なぜ『コーチェラ』出演を掴み取ることができた? 平野紫耀&神宮寺勇太&岸優太が叶える夢
思い返せば、TOBEへの所属を発表した際にも、神宮寺は「世界の人たちに笑顔を与えられるように」と口にしていた。 それだけではないだろう。そもそもTOBEに所属する以前から、彼らは世界進出への夢を抱いてきた。海外でのレコーディングやダンスレッスンにも臨み、世界で通用するスキルを身につけるために努力してきた3人。Number_iとしては、『コーチェラ』はデビューから3カ月半でのスピード出演なのかもしれない。一方で、個人で見れば、彼らはもうずっと前から世界へ羽ばたく準備をしてきた。挑戦を重ね、試行錯誤し、大きな決断の末に新たなスタートをして――諦めずに時間をかけて、ようやく掴んだのが今回のステージなのだと思う。
グループとして初めて登場した雑誌『NYLON JAPAN GLOBAL ISSUE 04』(2023年)も、バイリンガル仕様で海外でも販売されるものだった。同誌のインタビューで、海外でやってみたいことを尋ねられた際に「コンサートがしたい」と答えていた彼ら。『コーチェラ』への出演は、ひとつ夢が叶う形となる。今回の『コーチェラ』を機に、さまざまな海外音楽イベントへの出演も期待が高まる。それに、将来的には海外での単独公演も、もはや夢ではないだろう。国外での活動を見据えて、IMP.が先日「FLOW」をリリースしたように、全編英語詞の楽曲制作も考えられるかもしれない。努力家な彼らだから、世界最大級のフェス『コーチェラ』で見たもの、感じたこと、学んだことを日本に持ち帰って、きっと今後の活動に活かしていくと思う。
どんどん遠くまで羽ばたいていく姿を見て、見ている側も身の引き締まる思いでいる。Number_iの『コーチェラ』初出演となる「88rising Futures」のステージ開始時間は、日本時間で4月15日の午前9時20分頃。諦めなかったからこそ得られた夢の舞台、全力でぶちかましてきてほしい。
Number_iら『コーチェラ』出演はグローバルアーティストの証? 88risingが果たす役割も
平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太からなるNumber_iがアメリカ カリフォルニア州にて4月12~14日/19~21日(現地時間)に…
TOBE全員が集結した東京ドームで何が起きたのか? 本当の始まりと決意を告げた最終日を観て
滝沢秀明によるTOBEに所属する全アーティストがステージに立った『to HEROes 〜TOBE 1st Super Live〜…