赤西仁の変わらぬ影響力 CM出演、京本大我とツーショット公開……次なる活動へ高まる期待

 前述した昨年7月に開催の独立から10年を記念して行われたライブで、筆者は、代々木第一体育館というソロとしては大きなステージに立つ赤西の姿が、アーティストとして積み重ねてきた10年という時間がどういうものだったのかを物語っていたように感じた。ライブには山田孝之や錦戸亮らが駆けつけるなど、変わらぬ友情も見られた。赤西はシンプルな衣装でありながら堂々たる存在感を放ち、鮮やかな照明による演出に照らされる中、その立ち姿からも彼のアーティストとしての充実度、この10年を濃密な時間として過ごしてきたことが伝わってきた。

サムライマック「好きな方へ、一歩。」篇 30秒

 公開されたマクドナルドの新CMでは、言葉こそ発しないものの変わらぬ存在感を発揮していた。海風に吹かれながら考えごとをする様子の赤西に、俳優の堺雅人が「やりたいこと見つかりました?」と問いかける。その後も堺の言葉が続き、「まず、行ってみましょう」という誘いに心が動いた様子で、赤西は大きく瞬きをすると表情を変えて動き出した。佇まいから心情を伝える、俳優・赤西仁は健在だった。

 また、3月24日にはSixTONES・京本大我のXに登場したことでも話題になった。京本は「今日は仁くんとランチ〜 実は数年前から仲良くさせてもらってます」というテキストと共に、ピースサインの赤西と京本が映ったツーショットを公開。これには“いいね”が22万件もついたほど、古くからのファンはもちろん、突然の、そして意外なツーショットに驚かされた人も多かったことだろう。

 アイドルグループでの活動を経て、現在はアーティスト・俳優として国内外で活躍、実績を残してきたパイオニア的存在の赤西。かつて日本のドラマシーンをはじめ、赤西主演映画『BANDAGE バンデイジ』(2010年公開)では、音楽プロデューサー・小林武史が監督を、プロデュースと脚本には岩井俊二が参加し、音楽×映画を融合させた作品にも出演してきた。『まつもtoなかい』でも触れていたように、かつてのグループメンバーやかつての事務所の先輩・後輩との共演をはじめ、ドラマや映画など、日本での活動が待ち遠しい。今年7月で40代に突入する彼のこれからに期待が高まる。

京本大我公式X

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